森林インストラクター資格取得支援講座
基礎研修その2「火熾しと飯盒炊爨」
2017年12月10日(日) 晴れ
八王子市下恩方町 聖パウロ学園高等学校の学校林


 今年度の「FIT友の会」最後のイベントとして、将来森林インストラクターとして活動する上で役に立つように、火熾し作業と飯盒を使った飯炊き、加えて森林作業研修(伐倒、枝落とし、玉切り)を実施した。

 快晴の冬空のもと、高尾山駅北口に集合。師走に入っていたが、晴れ上がった週末ということもあり、駅前はバスを待つ人でごった返していた。参加する友の会会員8名が予定通り、8:52陣馬高原下行のバスに乗り込み大久保バス停で下車。聖パウロ学園高等学校に向かう。

 研修の会場である学校林の広場にて、各自身支度を整えテーブルを設置して開会式を実施。開会式後、事務局が用意したプリントを基に手順の説明があり、3班に分かれて作業開始。まず、飯盒の造りと使い方について理解する。中蓋、外蓋の容量や、入れる米、水の分量について説明を聞いて、4合の米を計って米研ぎし水に浸す。

 次は、備え付けの竈を利用しての火熾し。火熾し作業に必要な七つの注意点と、三つの要素について復習する。つけ木、焚き付け、薪の積み方を全員で確認してからマッチで着火。火種となる枯れ葉、小枝の火付まで順調だが、燃料の薪にまで火が回るのに苦労する班有。

 火熾しが済むと、いよいよ飯盒を火にかける。十分な火力の確保に汗をかく。吹き出したら、飯盒を火の弱い場所に移して、仕上がりを待つ。その間に汁物として「山形芋煮」に取り掛かる。味付けは醤油と酒と砂糖。材料は里芋と牛肉。料理に手慣れたメンバーが、段取り良く調理を進める。更にご飯が炊けた後の熾火を利用して、さつま芋を濡れた新聞紙とアルミホイールに包んで、焼き芋を作る。

 自分達で炊いた飯を食べ比べる。三つの飯盒とも生煮え焦げ付き無でした。皆、自画自賛。いずれ劣らず美味しかったです。ポイントは時間管理と湯気の吹き出しを見逃さないこと。

 午後は、森の中で森林作業研修。プリントを使って、作業手順と安全喚起の説明を受ける。2班に分かれ直径15センチほどのスギの伐倒作業。手順に従って伐倒の作業に取り掛かる。伐倒木の選定、伐倒方向決め、コントロールロープ掛け、受け口、追い口のマーキング後、鋸で切り込み開始。

 何度も鋸の入り方を確認。水平に切ることや、目標方向に沿った切込みはなかなか難しい。伐倒後、全員で切り株を見て、受け口の大きさ、残すツル巾、水平に切れているかなどを確認し、倒す目標方向とのずれの原因を確認した。枝を落として、2mの玉切り材を作成。

 森林作業は危険が伴う作業で、合図や声がけ、谷側作業・上下作業の禁止などの基本的な作業方法を理解し指導できるようになることが重要だ。

 広場に戻り、道具の手入れと後片付け、安全確認・振返りをして、本日の研修を終了した。

 友の会会員の皆様、一年間の森林インストラクター資格取得支援講座および研修への参加お疲れ様でした。事務局及び運営スタッフの皆さん、友の会の運営有難うございました。

参加者:荒木さん、石松さん、岡部さん、小野さん、芝原さん、二宮さん、矢野さん、横井さん(8名)
講師:槙田幹夫(事務局)
運営スタッフ:小川里花、藤岡 眞

  (報告:藤岡 眞)



火と刃物を使うので安全第一で


空気の通り道の確保は?


つけ木に火が付きました


参加メンバーと影の事務局


ご飯も芋煮も美味しくできました


倒す方向に受け口を作る


戻る