森林インストラクター資格取得支援講座
基礎研修その1「間伐とクラフト研修」
2017年10月14日(土) 小雨のち曇り
八王子市下恩方町 聖パウロ学園高等学校の学校林


 
 森林インストラクター資格試験(第一次)も10月1日に終了し、資格取得後の活動に役立つように基礎研修として「間伐とクラフト研修」をパウロの森くらぶの設備と備品を借用して実施しました。特に、「間伐研修」はFIT友の会としては初めての試みでした。前日からの降雨も9時ごろには止む予報でしたが、パウロの森に到着後も雨は降り続いていたので、午前中は予定を変更してタープの下でクラフト作りを体験しました。

 まずはクラフトの材料となる輪切り材作りです。槙田講師から鋸の構造や安全な使い方の説明を受け、アブラチャンの小丸太の真っ直ぐな玉切りと、角度をつけての斜め切りに挑戦しました。最初はみんな苦戦していましたが、段々慣れてきて厚さも大分均一になってきました。自分で切った材料に絵付けをして幾つかのバッチ(名札)とぶんぶんゴマを制作しました。 次にさくらの枝を使って「小枝鉛筆」を制作しました。クラフト作りでは、作り方を覚えるだけでなく、鋸、小刀、電動ドリル等の刃物を実際に使ってみて、その安全な使い方や子供達への指導方法について説明も受けました。参加者は休憩も取らずにクラフト作りに熱中していました。

 昼食後、雨も殆ど上がり、いよいよ「間伐体験」です。まずフィールドに入る前に、槙田講師から「間伐(伐倒)作業の手順と安全注意」の講義を受けました。フィールドでは、要所要所で講師の指導を受けつつ、3人で相談しながら、作業は進められました。伐倒方向を決めて、受け口・追い口の切断部をマーキングして切リ込みを開始した後も、適宜修正を加えることにより、一定のつるも残し想定していた方向に伐倒することが出来ました。安全の観点から、受け口切りはじめ、追い口切りはじめ、伐倒終了時の合図などは勿論、作業途中でのお互いの声掛けの大切さを教えて貰いました。

 伐倒後は枝を落とし、玉切りをして、玉切り材を手元ロープを使い所定の場所に運んで、初めてのの伐倒研修は無事終了しました。参加者は初めての伐倒で達成感を味わい、また伐倒をしてみたいとの感想をもたれていました。同時に、間伐は危険な作業で、とにかく「安全第一」との指導を受け、作業の基本動作の習得・習熟と安全に対する心構えの重要性を認識しました。

 天候には余り恵まれませんでしたが、槙田講師のご指導の下、怪我やトラブルなく無事研修を終了することが出来ました。

参加者:安久さん、小野さん、横井さん(3名)
講師:槙田幹夫(事務局)
運営スタッフ:入江克昌

  (報告、写真:入江 克昌)



鋸の構造と持ち方について


切った円板で名札を制作します


ペンダント、名札、ぶんぶん独楽、小枝鉛筆


伐倒方向に受け口の位置をマーキング


見事に伐倒して満足顔の参加者とスタッフ


受け口、追い口、つるすべて上出来です


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