森林インストラクター資格取得支援講座
「森林その2」
2017年5月21日(土) 晴れ 八王子市 長池公園


 八王子市の長池公園で、森林インストラクター資格取得支援講座4日目の「森林その2」を実施しました。

 午前中は座学で、森林インストラクター養成講習テキストに基づいて、森林の科目の後半部分「森林の動物」「昆虫」「鳥」「きのこ」「土壌」「法令」について、キーワードを中心にその内容を解説しました。
 また、各項目の過去出題問題から選択穴埋め、穴埋め記入、300字記述、自由記述の問題を取り上げて、演習として回答して貰いました。

 午後は「動物・昆虫・鳥・きのこを探す、土壌を観る」をテーマに長池公園内で自然観察の実習を行いました。
 動物(の生活痕)を探すテーマでは、ムササビの食痕らしき葉っぱを見つけました。
 昆虫ではミスジチョウ、ハンミョウ、キイロスズメバチ、ゴマダラカミキリなどを見つけその分類〔目・科・種〕や幼虫と成虫の形態、餌について調べました。

 鳥は騒がしく鳴くガビチョウ、ウグイス、ヒヨドリ、シジュウカラの声を聞きました。近くで泣いていたガビチョウや公園内の田んぼで泳いでいたカルガモの姿を観察し、営巣場所、採餌場所、餌とクチバシ形状、区分(留鳥・夏鳥・漂鳥)を確認しました。カッコウやオオルリ等の夏鳥、カラスやスズメ等の留鳥は聞くことができませんでした。

 きのこは、伐倒して林内に放置された丸太に生えたきのこや地面から生えたきのこを観察し、褐色腐朽菌と白色腐朽菌の違い、腐生菌と菌根菌の違いを調べました。
 土壌は、林内の地面をスコップで掘って観察しましたが、腐植のAo層はほとんどなく、有機物を含むA層(おそらく関東ローム層)が厚く堆積していました。

 森林内の動物・昆虫・鳥・きのこについては、図鑑を持って色々なフィールドに出て、現物を見つけて観察し、理解を深めて貰いたいと思います。
 また、3月末に実施した「オリエンテーション」から2か月経ち、長池公園の草花や樹木もずいぶん変わりました。同じ草花や樹木を季節毎に「冬芽、若葉、蕾、花、実」と観察して、今後の資格試験の勉強と森林インストラクターとしての活動に役立てて貰いたいと思います。

参加者:
荒木さん、安久さん、石松さん、小野さん、芝原さん、二宮さん、矢野さん、横井さん
講師:槙田 幹夫
運営スタッフ:槙田 幹夫(事務局)

  (報告:FIT友の会運営部会 槙田幹夫)



演習問題に回答する


木の表面にいる昆虫を探す


動物はなかなか見つからない


木の根元には何がいるか


何の蕾でしょう?


何の実でしょう?


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