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「果実は雨の日に開く」
アカバナユウゲショウのなぜ?

  道端や空き地で可憐なピンクの花を咲かせる帰化植物のアカバナユウゲショウ。 花はそろそろ終わりで稔りの季節です。 果実はこん棒のような形で、熟すと雨の日に上部が開く。 子孫を残すためどんな種子散布の作戦をとっているのか調べてみた。

 
  艶っぽい名前の花は南アメリカ原産の多年草で明治時代に栽培され始めたといわれる。   今では野生化し、道端や空き地でよく見かける。繁殖力は割合強いようだ。(撮影5月16日)


 

  花を良く見ると黄色っぽい三角形の萼裂片、長い萼筒、その下に長い子房(果実になる)といずれも長くてユニーク。   花がまばらになり鬼が持つこん棒のような形の果実が1本の茎に4〜5個、上向きに段々に付いている。
(撮影6月8日)

 
 
   果実を割ったら中央に軸があり周りに小さな種がびっしり。針を使い仕分けながら数えたら約280個入っていた。   果実は濡れると開くとの記述があった。試してみようと熟した果実5個を切り取る。

     
  水を入れたところ果実はわずか2〜3分で4つに割れて皮が反り返り種がむき出しになる。     果実を水からあげスポンジに挿して並べて見た。種は開いてもあまりこぼれない。濡れても粘り気はなかった。

     
   明け方にかけて強い雨が降った朝、やんだので外へ見に行った。果実は見事に開いていた。(撮影6月12日)     雨が当たり種が飛び散ちって空っぽのものも。ただ種は水に浮かないのであまり遠くに行けそうもないが・・・。




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