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「サクラの花は美味しいの?」


 早咲きのサクラの花が大量に食いちぎられて落ちていた。 ヒヨドリやスズメは蜜を花の正面から吸うだけではなく花の付け根(萼筒)に穴を開けたり、食いちぎって蜜を盗むことは以前から知られている。 最近は鳥たちの学習が進んだのか、量がとても多くなっていた。 染井吉野より一足早い「陽光」や「寒緋桜」をスケッチしました。


 

 早咲きの「陽光」。寒緋桜と「天城吉野」から作られた栽培品種。花が大きく染井吉野より早く咲くので街路樹などで良く見かける。  陽光の木の下のオカメザサの上にもうたくさんの花びらが落ちていた。


 
 良く見ると変だ。花が散るのではなく丸ごとボソと落ちている。花の柄が食いちぎられている。   花の付け根の萼筒に小さな穴が開いているものも多い。鳥がここから花の蜜を盗んでいる。花の正面から蜜を吸うより効率的だ。


 
 カンヒザクラ(寒緋桜) 沖縄で良く植えられており沖縄の開花宣言に利用されている。濃紅色で平らに開かない形の花が特徴。  花びらは1枚ずつ散らずツバキのように萼筒についたまま、まとまってぼとっと落ちる性質がある。

 

   
 だが今落ちている花は自然に落ちたものではないようだ。花の柄が食いちぎられており、萼筒には蜜を盗んだ跡の穴が開いている。  庭の枝垂れ梅の花。梅の花の柄はサクラより短いがそれを食いちぎって蜜を盗んでいる。これはヒヨドリの仕業だった。
  撮影:
   陽光 小金井駅前 街路樹(3月28日)
   寒緋桜 小金井公園 (3月28日)
   枝垂れ梅 自宅庭 (2月14日)
 




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