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自然発見 高尾山国有林巡視日誌(121)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌







 
 ●平成28年12月4日(日曜日) 天候:晴一時曇
 薬王院の裏手から続く「冨士道」は山頂までの唯一の自動車道だ。ただ一般車両の通行は制限されているので、足元を気にせずゆっくり歩ける。その道脇に「ミヤマフユイチゴ」が実を付けていた。つまんで口に入れると甘酸っぱい。この時期にはありがたいおやつだ。
 ●平成28年12月4日(日曜日) 天候:晴一時曇
 同じく冨士道。季節外れのエイザンスミレが咲いていた。この冬は温かいので、少し陽当りが良い場所だとスミレが花を咲かしている。ただ春とは違い、葉が夏葉なのでちょっと雰囲気が違う。







 
 ●平成28年12月4日(日曜日) 天候:晴一時曇
 大平林道と高尾林道が合流する大平園地にある林野庁の研修施設「森林ふれあい館」。普段は無人なので一般の人が利用出来ないのが残念だ。この時期、一番利用しているのは昆虫たち。冬眠の場所として利用されている。閉じたカーテンの中には何匹ものフクラスズメ。カーテンを開けると上からボタボタ落ちてくる。この日、床を歩いていたのは「ヒメツチハンミョウ」。ストーブの暖かさにだまされ、春と勘違いしたのかも知れない。
 ●平成28年12月4日(日曜日) 天候:晴一時曇
 下りは稲荷山コースを選んだ。東屋がある展望台から八王子方面を望む。午後の陽に照らされた黄葉、紅葉が美しかった。








 
 ●平成28年12月10日(土曜日) 天候:晴
 長期にわたる八王子市有林の伐採。一丁平周辺は急に明るくなってしまった。 眺望も良くなり、木の間から遠くを見ると筑波山が見えた。 一丁平から筑波山。今まで想像もしたことが無かった。
 ●平成28年12月10日(土曜日) 天候:晴
 大平林道で「ヤクシソウ」が綿毛の種を付けていた。キジョラン、テイカカズラ・・・この時期は綿毛の種が多い。木の葉が落ち、北風に種が運ばれるのを期待しているのだろう。




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