自然発見 高尾山国有林巡視日誌(101)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌


 





 ●平成27年4月4日(土曜日) 天候:曇
 写真では分かりにくいが、高尾山ではすさまじいスミレの盗掘が行われていた。大平林道、大垂水歩道(学習の道)、萩原作業道ではタチツボスミレ以外のスミレが全て盗まれていた。勿論、素人の仕業では無く、プロが行っているものと思われる。それも一日では無く、連日早朝に来ているらしい。前日確認したシュンランが翌日無くなっていた。これは重大な犯罪だ。もし、それらしい人やスミレを大量に扱っている業者を見たら、高尾森林事務所、高尾ビジターセンター、警察に連絡をお願いします。
 ●平成27年4月5日(日曜日) 天候:曇
 「ほら、これですよ」と関さんが指さしたのは、確かに「シロミノアオキ」だった。高尾山で最初に発見され、1908年に命名発表されたとの事だ。悔しいのは9年間、いつも歩いているのに、気が付かなかったこと。我ながら観察眼が無いなぁ。

 
 ●平成27年4月5日(日曜日) 天候:曇
 一丁平園地のトイレの改修がやっと終わった。ハイカーの増大で許容範囲を超え、いつも汚水が溢れ出す状態だった。早速入ってみたが、照明が明るくなり、使い勝手が良くなっていた。いつも苦情を受けていたので、これで一安心。
 ●平成27年4月9日(木曜日) 天候:曇
 「フタバアオイ」が花を付けていた。 咲くと花びらに見える萼(がく)片が反り返り、面白い形の花になる。 徳川家の家紋「三つ葉葵」は、この葉を三枚組み合わせて作ったという。

 





 ●平成27年4月9日(木曜日) 天候:曇
 小下沢林道を行くと、徐々に雪が現れて来た。2日前の雨が、こちらでは雪だったらしい。東作業道の終点はかなり雪が深い。対岸は完全に雪景色。景信山まで登る予定だったが、気力が失せたので引き返した。
 ●平成27年4月19日(日曜日) 天候:曇
 ひょんな所で「イヌエンジュ」に出会った。南高尾山稜に1本あり、高尾山にもあるよ、と聞かされていたのだが、ここにあったとは・・・。幹が太ければ特徴のある樹肌なので分かるのだが、こちらは細くて芽吹きの時しか分からない。今後、ボサ刈りの時は注意しなければならない。

戻る