自然発見 高尾山国有林巡視日誌(95)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌


 
●平成26年10月13日(月曜日・祝日) 天気:雨
皆が良く見る4号路に続き、ある林道で「タカオヒゴタイ」が咲き出した。人があまり歩かない場所なので盗掘の危険もあるが、他の植物との競争に弱いので、周りの植物を刈るなどして優先的に保護してきた。その効果があったのか、ある株は7つも花を付けていた。
  ●平成26年10月19日(日曜日) 天気:晴
「キッコウハグマ(亀甲白熊)」が咲いていた。5ミリほどの小さな花だが閉鎖花が多く、花が開花する事は少ない。ところが今年はあちらこちらで咲いている。今年は当たり年なのだろう。ところでハグマを漢字で書くと「白熊」。なぜ白熊なのだろうと、辞書で調べたら、「ヤクの尾の毛」と書かれてあった。余計分からなくなった。

 





●平成26年10月26日(日曜日) 天気:晴時々曇
センボンヤリは春と秋の2回花を付ける。春は普通に咲くのだが、秋は開花しない閉鎖花で、文字通り「槍」のように見える。この日、そのセンボンヤリの閉鎖花が冠毛を広げていた。
  ●平成26年10月26日(日曜日) 天気:晴時々曇
カラスノゴマが実を付けていた。割ってみると、本当にゴマそっくりの種がこぼれ落ちた。なるほど、これが名前の由来か。納得。

 
●平成26年10月28日(火曜日) 天気:晴一時曇
小下沢林道鉄塔下土場、到着。ここから東作業道を行く。最後の「セキヤノアキチョウジ」の花が咲いていた。コンパクトデジカメでは、なかなかピントが合いづらい花だが、今日はピタッとピントが合った。
  ●平成26年10月28日(火曜日) 天気:晴一時曇
「マルバノホロシ」の実が色付き始めた。ヤマホロシやヒヨドリジョウゴに似ているが、ヤマホロシとの違いは葉柄に翼があるかどうか。(マルバノホロシは翼がある)ヒヨドリジョウゴとの違いは、全体に毛があるかどうか、(ヒヨドリジョウゴは毛がある)で見分ける。

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