【イチビの大きな実】

 イチビ(アオイ科)は大きな実が印象的な大形の「雑草」です。 インドが原産といわれ、繊維をとるために古い時代に中国を経由して渡来したものです。 今では野生化しており、この春建物を壊した跡地にヨウシュヤマゴボウなどの荒れ地にいち早く入り込む雑草たちの中でひときわ高く伸びていました。
 花は黄色で直径2cmほどの小さなものですが、葉はキリに似て大形です。「キリアサ」の別名はこの葉に由来するようです。 何よりの特徴は大きな果実で十円玉ほどの円形で高さは1cmほど、上の縁をトゲ状のものが取り囲んでいます。 この果実はよく見ると小さな果実が十数個集まった集合果とわかります。それぞれの分果には2個ほどの小さな種が入っていました。

   


   
 雑草群の中で一番の背高でした 図体に似合わず花は小さい    


 
   
大きな独特な形の果実は一度見たら忘れない   熟すと茎に果実だけが残る    

 
   
 幾つかの果実がくっ付いた集合果    分果の中に二つほどの黒い種が入っている    

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