自然発見 高尾山国有林巡視日誌(88)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌



 
●平成26年3月6日(木曜日)  天気:晴
 2週続いた大雪から20日。もう大丈夫だろうとザリ窪が景信山に向かう。ところが思いの外の深い残雪。斜面から雪崩れた雪が沢に溜まったようだ。気持ちが萎えたので、引き返した。
  ●平成26年3月21日(金曜日・祝日) 天気:晴時々曇一時霰
高尾林道を行く。ツノハシバミの花が咲いていた。急に空が暗くなり、霰(あられ)が降り出したが10分ほどで終わった。岩の中からタゴガエルの鳴き声が聞こえ始めた。

 
●平成26年3月21日(金曜日・祝日) 天気:晴時々曇一時霰
 ダンコウバイと共に春一番の開花を競うキブシの花が、今年は遅い。ようやく今日確認できた。ダンコウバイとは1週間の差をつけられた。
  ●平成26年3月23日(日曜日)  天気:晴
高尾山頂下から逆沢作業道を下り、日影沢歩道に出た。植物界のウーパールーパー(憶えている人いるかな?)、コチャルメルソウが咲いていた。チャルメルとは屋台の中華そば屋さんが客引きのために吹いていた笛。これも今は消えてしまった。私が小学校の頃は、夜になると聴こえていたものだが・・・

 
●平成26年3月27日(木曜日)  天気:曇のち雨
 小下沢林道入口にある「木下沢梅林」はウメの花が満開。例年より大分遅れたが、これだけ咲けば文句は無い。小下沢からの巡視は、月に1〜2回なので、満開の時に出会うことは少ない。今年はビッタリ合った。
  ●平成26年3月27日(木曜日)  天気:曇のち雨
 天気予報に反して、本格的な雨降りになった。12時10分、景信山到着。気温6℃。人影の無い山頂でミツマタの花が咲いていた。霧の中の花は美しい・・・が、寒くてゆっくり鑑賞もしてはいられない。早々に下山した。

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