高尾山国有林巡視日誌(69)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その69」です。

●平成24年7月1日(日曜日) 天気:曇のち雨

日影沢歩道(NTT)で、不思議なクモを見つけた。図鑑で検索しても分からない。分からない時はFITの梅田さんだ。その梅田さんから同じFITの仲田さんが、「脱皮殻のように見える」と言ってきたとの回答。どうやらヤマオニグモの抜け殻のようだ。確かに動かなかったかも・・・

●平成24年7月1日(日曜日) 天気:曇のち雨

小仏城山山頂のトイレが改築された。特徴は女子トイレを多くしたこと。山ではこれが一番必要とされる。女性と違い、男性は森の中で勝手に・・・まぁ、あまり大っぴらに言うことでもないが。

●平成24年7月5日(木曜日) 天気:曇時々晴

ヒロオビトンボエダシャクが交尾していた。東京付近では6月から7月にかけて出現し、幼虫の食草はツルウメモドキだとのこと。

●平成24年7月15日(日曜日) 天気:曇時々晴

アカショウマの花にサカハチチョウがやってきて蜜を吸っていた。この蝶は表翅と裏翅の模様が違う。動きが速く、なかなか撮影させてくれないが、さすがに食事中は静かで、表翅を見せるサービスまでしてくれた。

●平成24年7月26日(木曜日) 天気:晴のち曇

ある林道でイワタバコの群落を見つけた。6年間も同じ場所を歩いているのに、まったく気がつかなかった。植物の宝庫といわれる高尾山。まだまだ隠されている秘密の場所がありそうだ。

●平成24年7月26日(木曜日) 天気:晴のち曇

ミミガタテンナンショウの実が色づいてきた。赤く熟した実。まだ緑色の未熟な実。もう落ちてしまった実。まさに「森のオブジェ」だ。


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