高尾山国有林巡視日誌(68)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その68」です。

●平成24年6月3日(日曜日) 天気:雨のち晴のち曇

気温は低いが、湿度が高いので歩くと蒸し暑かった。こういう天気が一番身体に悪い。歩くと汗をかき、休憩すると身体が冷える。小仏城山、到着。雨と霧の山頂はハイカーも少なく、我々もあまり休みを取らずに歩き出した。

●平成24年6月9日(土曜日) 天気:雨

「高尾の森づくりの会」が、小下沢林道の草刈りをするという。草刈りをしてくれるのはありがたいのだが、全面機械刈りをすると夏と秋の花に影響を与える。それらの花を目的にやってくるハイカーに苦情を言われるのは我々だ。そこで刈り残して欲しい場所にテープを張った。これで一安心?

●平成24年6月14日(木曜日) 天気:曇のち晴

 カタツムリが糞をしていた。そりゃあカタツムリだって糞をするだろう。でも、どんな形で糞をするかを見た人は、そんなにいないと思う。私も初めて見た。こんな風に糞をするんだ。

●平成24年6月17日(日曜日) 天気:曇時々晴

 この時期は春の花と夏の花の端境期なので咲いている花が少ない。数少ない中で咲いているガマズミの花。多くの昆虫が集まっていた。その中に混じって花粉を食べていたヒメアシナガコガネ。この種は体色変化が激しいという。これは黄色タイプ。

●平成24年6月17日(日曜日) 天気:曇時々晴

 コフキゾウムシが交尾していた。写真に撮ると、その大きさは分からないが、大きい雌でも体長は7ミリほど。そんなサイズの世界での営みなのだ。

●平成24年6月24日(日曜日) 天気:曇時々晴

 高尾山頂下のトイレが完成して約1ヶ月。評判は上々だ。外観も落ち着いていて良い感じだ。2階は女子専用。混雑時のみオープンするという。中に入ると、まだ木の香りが漂っていた。


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