高尾山国有林巡視日誌(67)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その67」です。

●平成24年5月3日(木曜日) 天気:雨一時曇

 駆除に成功したと思っていた高尾林道のナガミヒナゲシが、また復活した。一見すると可愛いので、都市部ではかなり繁殖している。当然、高尾山では駆除する。昨年は姿を現さなかったので安心していたのだが・・・。オオブタクサ、ブタクサ、セイタカアワダチソウ、オオアレチノギク・・・今年も繁殖力の強い帰化植物との戦いが続く。

●平成24年5月13日(日曜日) 天気:晴のち曇

 この時期としては、くっきりと富士山が見えた。日曜日でもあり、展望台は多くの人でにぎわっていた。

●平成24年5月17日(木曜日) 天気:晴のち曇

 5月になると昆虫の動きが活発になる。5000種を超えるという高尾山域の昆虫。この日出会った「ヒメホシカメムシ」。カメムシはいろいろなタイプがあり、出会うのが楽しみだ。

●平成24年5月24日(木曜日) 天気:晴時々曇

 この日も新しい昆虫に出会った。「トゲヒゲトラカミキリ」。1p程の小さな虫だが、写真に撮って拡大してみたら、背中の模様が面白かった。

●平成24年5月24日(木曜日) 天気:晴時々曇

 北高尾山稜は高尾山とは植生が違い、奥多摩山系の植物が現れる。このスノキも高尾山域では堂所山から北高尾山稜の尾根筋にしか見られない(と思っているのだが・・・)。どんな花が咲くのか、と思っていたが、この日見ることができた。独特の枝振りが特徴の木なのだが、この花を見て、この木がツツジ科であることが納得できた。一般的なツツジ以外のツツジ科の花は、ほとんどがこのような釣鐘状の花を付ける。

●平成24年5月27日(日曜日) 天気:晴

 大垂水歩道(学習の歩道)でアナグマに出会った。寝ぼけているのか、動きがのんびりしている。かなり近寄って写真を撮ることが出来た。ただ我々の存在が迷惑だったのか、威嚇するように「ギャッ」と一声あげて、森の中に入っていった。


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