高尾山国有林巡視日誌(63)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その63」です。

●平成2411日(日) 天気:晴

 1月になってもキク科の植物の綿毛が残っている。ヤクシソウ、アズマヤマアザミ、コウヤボウキ・・・そしてタカオヒゴタイ。何年も歩いているのにあまり気にしなかった。この日、初めてしっかり観察した。

●平成2413日(火) 天気:晴

 正月の高尾山は、薬王院の参拝客でにぎわう。今年は例年より少なかったようだが、それでもケーブル「高尾山駅」は、この混雑。ピストン運転でも待ち時間35分だった。

●平成24110日(火) 天気:晴

 加藤さんがまた珍しい物を発見した。「コシダ」だ。ウラジロの仲間のシダで、西日本なら当たり前のシダだという。高尾山域では初めて見た。もっとも私はシダには疎いので、見かけても分からなかったと思うが・・・ 

●平成24124日(火) 天気:晴のち曇

 久しぶりの大雪の翌朝は、まさに「雪晴れ」。木々の枝の間から抜けるような青空がのぞいていた。

●平成24124日(火) 天気:晴のち曇

 高尾山頂も雪景色。吹き溜まりの雪の深さは50pもあった。

●平成24127日(金) 天気:晴

 寒い日が続き、3日経っても雪は溶けない。この日は南高尾山稜を歩き、西山峠から下った。人がほとんど歩いていないためラッセルを強いられる。沢に掛かる小さな橋にカメムシがいた。ツヤアオカメムシと思われるが、まったく動かない。死んでいるのか、それとも寒さで動けないのか。どちらにしても越冬中に、何らかのアクシデントにみまわれたのだろう。


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