虫食い状にデザインされたウコギ科の葉

 東京農大の「食と農の博物館」に併設されている「進化生物学研究所」のBIORIUM を見学する機会がありました。熱帯の動植物を展示している温室ですが、そこで見たウコギ科の面白い葉っぱが印象的でした。

名前は、Trevisia palmata 。
掌状のトレヴィシアとでもいうのでしょうか。ちょうどヤツデの葉の葉脈を残したままで葉身が見事な「虫食いデザイン」になっています。
枯れて落ちていた葉をウチワと比較してみました。かなり大型の葉です。葉柄には鋭いトゲがたくさんついていました。現地では亜高木層で30〜40mに達する木だそうです。
温室内にあった木は高さ4mほど。下から見上げると、なるほど「虫食い」は下段の葉にも日光を「配給」するためだったんだな、と理解できました。

戻る