高尾山国有林巡視日誌(55)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その55」です。

●平成2353(火・祝日) 天気:曇のち雨

 ヨゴレネコノメは、このイワボタンの変種。雄しべの葯が赤いヨゴレネコノメに対し、イワボタンは黄色だ。だが高尾山では本種であるこの植物に出会うことが無い。高尾山の植物なら何でも知っているFITの徳丸さんによると、「ある」という。場所も詳しく聞いて行ってみたが見つからない。それが今日その場所で見つけた。姿を現すのが約1ヶ月遅いようだ。

●平成2355日(木) 天気:曇

 アカメガシワの新葉にナナフシの子どもがいた。ここだけの事かと思ったら、他のアカメガシワでも同じ状態だった。何らかの関係があるのかも知れない。

●平成2359日(月) 天気:晴のち曇

ヒトリシズカの葉は4枚。それが6枚のヒトリシズカに出会った。勝手に「クルマバヒトリシズカ」と名付けてしまった。

●平成23515日(日) 天気:晴

 林道の水溜りで生きているヤマアカガエルのオタマジャクシ。孵化してから随分日が経つのに一向に大きくならない。いつになったら足が生えてくるのだろう。

●平成23519日(木) 天気:晴

 人の歩く先へ飛ぶので「道教え」と呼ばれるハンミョウ。日本の甲虫の中では一番カラフルだ。道を教えてくれる割には、近づくと飛んでいくので、なかなか写真には撮らせてくれないが、今日はねばって何とか撮ることが出来た。ちょっと逆光気味なのが残念だが・・・ 

●平成23522(日) 天気:晴のち雨

 ジャケツイバラが満開。近づいてアップで見るのも良いが、このくらい離れて見るのも風情がある。ただ、開花時期が一定せず、花期も短い。一昨年の見頃は510日。昨年は530日で、今年は今日前後。この時期、いつも気にかけていなければならない。まぁ、そのくらい見る価値のある花ではあるのだが。


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