丘陵の尾根と尾根に挟まれた谷戸(湿地)の田んぼを「谷戸田」とか「谷津田」といいます。多摩丘陵の一角にある谷戸田の四季をお伝えします。


●「糸ミミズ農法」

 ここの田んぼの米作りは、「無農薬」「無化学肥料」。試行錯誤の稲作だが、今年導入したのが「糸ミミズ農法」。糸ミミズの糞が自然の肥料になるという。エサは米糠。お米屋さんから、ただでもらった米糠を撒く。結果が楽しみだ。

●「シュレーゲルアオガエル」

この時期、畔を補修していると、中から白い泡の塊が出てくる。シュレーゲルアオガエルの卵だ。畔の隙間に産卵する。時には本人たちが現れるので、傷つけないよう、この時期の畔の作業は、けっこう気を使う。

●「籾蒔き(1)

 苗床にモミを蒔く。今年は古代米の「ツシマ」「ミドリ」「赤米」「黒米」、もち米の「満月」「あゆみ」「喜寿」、そして「コシヒカリ」。8種類の籾を蒔いた。

●「籾蒔き()

 蒔き終わると、シートを掛け、その上にまたシートで覆う。来週が楽しみだ。

●「発芽」

 モミを蒔いて一週間後。シートをめくると、元気に発芽していた。蒔いた場所の問題なのだろうか。コシヒカリより古代米の方が成長が良いようだ。どちらにしても大成功。

●「セリバヒエンソウ」

 田んぼの周辺にセリバヒエンソウが一面咲いていた。漢字で書くと「芹葉飛燕草」。確かにツバメが飛んでいるように見える。中国原産で、明治時代に日本に入り込んだらしい。繁殖力が旺盛で、厄介な植物だ。雨に濡れた姿も風情があり、きれいなんだけど・・・なぁ。


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谷戸田の四季@ 4月〜5月