今年はイヌブナが大豊作?!
 4月25日、久しぶりの高尾山はちょうど新緑が始まった季節。いつもながら若葉の色っていいな、と思いながら歩く足元に小さな丸い玉っころがたくさん。気がついて良く見ると、もの凄い膨大な数!とにかくあたり一面に敷き詰めたように落ちている。それを踏まずには一歩も歩くことはできない。しゃがんで確かめてみたらすべてイヌブナの雄花。これだけの雄花が咲いたなら、もしかしたら今秋はイヌブナの実が大豊作になるかもしれない。思い起こすと以前にもイヌブナが大豊作だった年があった。その時は落花した雄花の写真は撮っていないが、翌年春に芽吹いた大量の《イヌブナもやし畠》を撮った覚えがある。併せてご覧下さい。でも、高尾山ではブナもイヌブナも実生で立派に成長した例は皆無に近い。ブナはもちろん「シイナ」しか実らないし、イヌブナでさえ稚樹にまでなるのも至難のわざという。この先、高尾山のイヌブナ林はどんな遷移をたどるのだろうか。

●比較のため置いた本はB6判。写真を拡大しておおざっぱに計算したところ 。10cm×10cmに約30個〜35個という数になった。
●ここは割合に人通りが少ない道だったので、ほとんど踏まれていない。
●昨年か一昨年に落ちた種子から芽生えたと思われる幼樹。これもせいぜい2〜3年の寿命しかない。
●これは、1996年5月2日撮影。
前年秋、大豊作だったイヌブナが翌春一斉に芽吹いて「もやし畠」状態になったときの写真。

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