伊豆大島便り その3
スダジイの森で「光るキノコ」

梅雨の伊豆大島から、最近の見どころを報告します。

★この梅雨時期のお勧めは、何といっても夜の森で美しい光を放つキノコです。キノコの名前はシイノトモシビダケ。

今がちょうど最盛期で、スダジイの巨木の森に蛍光グリーンの光を灯しています。

大島でこのキノコが確実に見られるのは、短い梅雨の期間だけです。

本格的な夏が始まると、どんどん数を減らし、探すのが大変になります。

★夜いきなり森に入って光を探すのもなかなかワクワクしますが、さすがに夜の森に1人で入るのは怖いので(笑)、私はいつも昼のうちにキノコを探します。

そしてこんな素敵な塊を見つけたら、その日の夜に出かける事にしています。

★一方、昼の森で私達を楽しませてくれるのは、ガクアジサイです。

大島にはガクアジサイがとても多く、海沿いの道路から火山のカルデラの中にまで分布しています。

★また、バラ科のシマヤマブキショウマも花火のような美しい花を、山の林道に咲かせ始めました。色はアイボリー系で清楚な感じですが、一つ一つの花をジックリ見るとなかなかの美しさです。

★シマヤマブキショウマの花をアップで撮影したものです。

★アカメガシワの花もあちらこちらで目につきます。今ちょうど雄花が散り始め、木の下に沢山降り積もっています。

ニイニイゼミも鳴き始めました。夏はもうすぐそこまで、近づいているようです。

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伊豆大島在住の森林インストラクター西谷香奈さんが「伊豆大島便り」を定期的に送ってくれることになりました。火山島ならではの珍しい植物や動物など楽しい情報を提供していただけそうです。第3回はスダジイの巨木の森で光る幻想的なキノコの話題です。