カマキリタマゴカツオブシムシを知っていますか?

我が家のベランダに置いておいたオオカマキリの卵のうからときどき、別の昆虫が出てくることがあります。いつまでたってもカマキリの幼虫が出てこない、と思っていたら、黒い甲虫が出てきました。それは「カマキリタマゴカツオブシムシ」、カマキリの卵のうに産卵し、カマキリの卵を食べて成長し、蛹になり、やがて成虫が卵のうから出てくるのです。二化性で、秋には、卵の入っていないカマキリの卵のうにも寄生して、殻だけを食べて成長するのだそうです。
 カマキリの卵は、卵のうに守られていても、こうして寄生性の昆虫に食べられてしまうこともあるのですね。カマキリの卵のうは、ほかにもシジュウカラやヤマガラにも食べられ、オナガアシブトコバチという寄生蜂にも寄生されることがあるそうです。生き残るのも大変です。



(1)カマキリの卵のうに穴が空いています。ここから出てきたのは、黒い甲虫でした。

(2)卵のうを開けてみました。すると、カマキリカツオブシムシの蛹の抜け殻が多数・・・・

(3)蛹を全部取り除くと、カマキリの卵のうの内側はこうなっています。

(4)蛹の数をざっと数えると、だいたい4050個くらいでした。

(5)蛹の拡大。

(6)成虫の拡大。

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