世界遺産候補・平泉の富士山から花便り
@ マキノスミレ:シハイスミレの変種。兵庫県の六甲山あたりから青森県まで分布するが、シハイスミレとの混成地域では区別が難しい。基準種に比べ葉が細長く披針形をして立ちあがり、花は濃紫色の喪ものが多く、葉より下で咲くもが大半。

Aテングスミレ(=ナガハシスミレ):北海道から東北、中部、北陸、中国地方の主に日本海側に分布する雪国のスミレで積雪量100cmのラインの範囲内とほぼ一致する。また北米東部にも隔離分布する。距が長く上を向いている姿が、天狗の鼻に見立てたのが名の由来とか。

Bエイレンソウ;北海道から九州、樺太に分布する多年草。落葉樹林の林床、特に谷筋に生育。葉の長さは6〜15cm。3枚が高さ30cm前後の茎の頂

C経妻子の墓:源頼朝の威圧によって藤原泰衡が高館に義経公を襲った。義経公は北の方と幼児を殺害し、自害したと伝えられる。時は平安時代の文治5年(1189)閏430日、31歳で最後を遂げられた。


GW(51日)に平泉に蕎麦(「地水庵」)を食べにぶらり旅してきましたが、義経妻子の墓へ訪れた金鶏山にて、素敵なスミレやエイレンソウに出会いましたので、紹介します。

*金鶏山(きんけいざん):奥州藤原氏3藤原秀衡が、宇治平等院を模して建立した無量光院の西側に富士山に似せて築かせた標高98.6mの山です。名前は山頂に金の鶏を埋めたことが由来。伝説の金鶏を求めて1930年に頂上付近が盗掘された際に、経塚であったことを示す銅製経筒や陶器のなどが掘り出されている。2005222日に国の史跡に指定。麓には藤原三代の位牌、秀衡の木像などが安置されている千手堂、義経妻子の墓と伝えられる五輪塔、平泉文化遺産センターや平泉温泉悠久の湯がある。


戻る