八重ドクダミの奇形花
ほとんどの苞が小さな葉っぱに先祖返り 八重咲きは進化の過程を示すとして注目
苞や花びらは葉っぱが変化したもの 奇形は苞の進化の由来が読み取れる

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 ドクダミの花の季節になりました。昔は薬草として重宝され「十薬」とも呼ばれ利用されてきました。しかし、医学の進歩とともに存在価値は薄れ、むしろその悪臭が災いして今では嫌われ者の雑草になってしまいました。ドクダミの白い「花びら」とみえるのは「苞」で本物の花びらではありません。本当の花は中央の軸に集まって付いている黄色い部分です。苞は普通は4枚ですが、八重咲きのようになるものもあります。花びらや苞は葉っぱが変化したものと言われますが、八重咲きはその進化の過程を示すものとして注目されています。我が家の植木鉢の花の中に奇形のものがありました。苞の部分が先祖返りして小さな葉っぱになっています。こうした奇形から逆に花びらや苞の由来が読み取れるように思います。