高尾山国有林巡視日誌(26)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その26」です。

平成20124日(木) 天気:晴

 高尾山のケーブルの車両が12月7日で廃車になる。40年間使われてきた車両との事。40年前というと、私が高校3年生。それほど古く感じなかったが、それなりの老朽化があったのだろうか。元鉄道マニアとして、やはり旧車両を撮っておきたかったので、許可を得て、降車ホームから一枚撮影した。

1223日からは新しい車両で稼働。窓は広くなったが前のクラシックな雰囲気は残している車両だった。

●平成201212日(金) 天気:晴

 一丁平から大平林道に下る。ハリギリの落ち葉に射し込んだ木洩れ日。まるでスポットライトが当たったステージのようだった。

平成201216日() 天気:快晴

 中沢林道から南高尾山稜に入る。道脇の冬越しの葉や落ち葉に霜が降り、砂糖菓子のようになっていた。

平成201216日() 天気:快晴

 倒木にキノコが生えていた。一瞬ナメコかと思ったが、柄がビロード状で感じが違う。帰って調べてみたらエノキダケだった。一般にエノキダケというと白い束のキノコを連想するが、あれはおが屑で栽培した工場生産の物。天然物は晩秋から冬に発生し、かなり美味いキノコだ。

●平成201221日(日) 天気:晴

キジョランの実を近くで見ることが出来た。それも種が飛び出す寸前の状態。なかなか見応えがあった。

平成201228日(日) 天気:快晴

 冬の高尾山にやってくるハイカーの目的の一つはシモバシラ。以前はクリスマスには見ることができたが、最近は暖冬の影響かなかなか姿を現さずハイカーをやきもきさせている。そのシモバシラがやっと出来た。大きさから見ると、今年は1226日頃から出来始めたらしい。ただ、例年に比べると美しさに欠けるかな。

※それでも、一番良く見ることが出来たのはこの日だけ。それ以降温かい日が続き、1月6日には消えてしまった。


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