高尾山国有林巡視日誌(23)
 林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌「その23」です。

●平成20914日(日) 天気:曇のち晴

 828日の豪雨で一番被害がひどかったのが南高尾の「梅の木林道」。何本もの枝沢から土石流と木が押し寄せ、川を埋め、橋を流し、林道を塞いだ。一部では林道が川になっている状態。二週間経っても復旧の見込みは立っていない。

●平成20914日(日) 天気:曇のち晴

 林道の法面にツルリンドウが咲いていた。地面を這っていることが多い植物だが、このように垂れ下がっているのは風情がある。

●平成20915日(月・祝日) 天気:曇一時晴

 オミナエシが満開状態。この花は蕾の時から目立つ。もう何週間も前から見ているので、少々見飽きた感じだ。贅沢な話だが・・・。

●平成20917日(水) 天気:晴

 小下沢林道を歩いていたら、道端の枯葉の中からヒバカリが顔を出していた。小型のヘビで、首にある白い線が特徴だ。アップで見たら思いの外、可愛い顔をしていた。

●平成20923日(火・祝日) 天気:晴一時曇

 秋の森はクモの巣だらけ。うっかりすると顔に貼り付く。見上げると、木洩れ日に浮かんだ大きなクモの巣。普段思っているより幾何学的で美しかった。

●平成20924日(水) 天気:晴のち曇

 スズメガの仲間はホバーリングしながら花の蜜を吸う。その姿は格好良いのだが動きが速くなかなか写真を撮らせてくれない。この日、一丁平歩道で出会ったこのクロヒメホウジャクもそうで、シャッターを押した時はもう移動している。何枚も撮った中で一枚だけ写っていた。


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