白神山地・ブナの森
 東京会の研修会に参加して8月31日(日)白神山地を歩いてきました。青森県側の津軽峠から高倉森(829m)を経て暗門大橋までほんの4kmほど歩いただけですが。森はブナ、ブナ、ブナで、高木はまさに一抱えもあるようなブナだらけでした。極相の森ですから当たり前なのかも知れませんが、その耐陰性を武器に見事に他の樹木を圧倒していました。しかし、ブナの寿命はせいぜい200年程度とか、二抱えもある木が枯れて根返りしていたり、途中からへし折られているもの、縦に裂けているブナなど雪や風と戦いながら更新を続けている森の厳しい姿もありました。少し斜面や谷筋に入ると巨大なミズナラやトチノキ、サワグルミ、ホウノキなどを見ることが出来ました。低木層は最も目についたのは、真っ赤な実をつけたムシカリ(オオカメノキ)、ほかにオオバクロモジ、タムシバ、コミネカエデ、マルバマンサク、背を低くして雪の中に潜り込んで生き延びる雪国タイプの常緑樹、ヒメモチ、ハイイヌガヤ、ヒメアオキ、エゾユズリハのなどにもお目にかかりました。花は、ホツツジ、リョウブ、コシアブラ、ノリウツギなどが咲いていました。


樹齢400年のブナ マザーツリーという愛称がある

ブナ林は明るい 高木はブナしかない

二抱えもある大きなブナが枯れて根返りしていた

こんな大きなブナをへし折ったのは雪か風か

大きなブナが真っ二つに裂けていた

ツリガネタケ 木は生きていたが弱っているのだろう

沢すじにミズナラの巨木があった

エゾユズリハ 背を低く雪に潜って冬を越す

ムシカリ 森が紅葉するころ実は黒く熟す 

ホツツジ 秋にかけて花が穂になって咲く

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