初夏の大菩薩カエデの花

6月上旬に小菅から大菩薩峠に出て、南下して中央線まで至るコースを歩きました。初夏を迎えつつある山では木々の花が次々と見られ、飽きることがありません。カエデ科の花も開花シーズン、いくつかご紹介します。一方、ササの一斉開花が見られたり、倒木が目だつなど、どこか変だということも目に付きました。介山荘のご主人が、今年は4、5月に雨や強風で悪天候に見舞われ、記録づくめだったと言っていました。



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ホソエカエデ
(カエデ科)
花序ははじめ立ち上がっていますが、だんだん垂れ下がってきます。写真はもう終わりに近い花です。雌雄別株ですが写真は雄花でしょう。

オオイタヤメイゲツ
(カエデ科)
ハウチワカエデと似た赤い花ですが、毛が少なく、やや遅れて咲きます。葉柄に毛がないことでも区別できます。

アサノハカエデ(カエデ科)
葉にしわが多く見えるのが特徴です。花は地味ですね。雌雄別株でこれは雄花。

ミネカエデ(カエデ科)
2000m付近の高所で生きるミネカエデの花は、緑色の花弁がかわいらしいです。

ミヤマカラスアゲハ
林道のコンクリート壁のしみ出しに群がっていた美しい蝶たち。吸水するのは雄のみだそうです。

ヤマグルマ(ヤマグルマ科)
岩尾根を歩いていると時々見かけるヤマグルマ。一属一種で仮道管しか持たない原始的な種です。

強風で倒れたシラビソ 尾根道では太い木がこんな風に激しく倒されていたのを
多く見かけました。今年春の強風で倒されたのでしょう。

ササの一斉開花 小菅から大菩薩峠への山道では、しばらく見事なササの開花が見られました。
一斉に開花していると、黄色の葯が引き立ち、とても美しいものです。