雑木林春が来た

東京周辺にも春が一気にやってきました。今年は北風がとても冷たかったが、春めいてからは早い。そんな暖かな一日、東京と埼玉の境に横たわる狭山丘陵の雑木林に行ってみました。木々の芽が膨らみあるいは芽吹きが始っています。本格的な春がそこまで来ている、そんな雑木林をスケッチしてみました。



ケヤキ(ニレ科)今年は蕾のつき具合がとても多いという。FITの石井会長は3年前の一斉開花のような状況だと指摘しています。

サワフタギ(ハイノキ科)白い花が咲くが芽吹いたばかりの葉っぱの間に蕾が見える。別名ルリミノウシコロシ、秋には藍色のきれいな実をつける。

ウワミズザクラ(バラ科)ビンを洗うブラシのような花を付けるサクラです。雑木林の中でイヌザクラと並んで芽吹きが早い。新潟ではこの蕾を塩漬けにして食べます。

ケヤマハンノキ(カバノキ科)水辺のハンノキに比べてこちらは葉が丸い。確かに毛深い。芽吹きがなにやら虫が飛んでいるような形をしていた。

ネジキ(ツツジ科)樹皮にねじれた筋があるから。アセビと似るがこちらは落葉樹。1年目の枝は赤く冬の雑木林でも目立つ。これを地元ではアカン棒と呼ぶそうだ。

ヒサカキ(ツバキ科)放置した雑木林の林床にどんどん侵入してくる。この花はガス臭い独特の臭いを発する。一面に臭いが充満していた。雄雌別株、これは雄花。

ヤマナラシ(ヤナギ科)いわゆるポプラの仲間。葉の柄が縦長で葉が風にそよいでサラサラ音を出すのでヤマナラシ。大きな雄花は毛の襟巻きのようだ。

ウグイスカグラ(スイカズラ科)この可憐な花を見つけると春だなとホッとする。スイカズラ科の赤い実は毒のものが多いが、この実は食べられる。