富士山亜高山帯の植生

ハイマツのようなカラマツ、見事な天然の盆栽

強風で片側だけに枝を出すカラマツ(旗型樹形)

スコリアの斜面を登るオンタデ

お中道脇、必死に根を張る

笠雲発生、20時間以内に天気が崩れる

三合目への下山路、しっとりしたコケが広がる

10月7〜8日と亜高山帯の植生と一次遷移の観察をテーマにした研修会に参加してきました。お中道の森林限界線では薄い土壌に根を張るシラビソやコメツガ、スコリア(*)の急斜面を登るオンタデ類、強風で片側だけに枝を延ばすカラマツの旗型樹形や風雪による天然の盆栽は驚きの連続でした。奥庭で出会った一面コケに覆われた谷は言葉を失うほどの美しさがあり、神の存在を信じずにはいられない神々しさがありました。一万年の時をゆっくりと進む一次遷移、その一こまをご紹介いたします。(*スコリア:鉄分の多い黒っぽいマグマが発泡しながら固まったもの。 軽石の一種で、ガスが抜けた穴だらけのがさがさした外観をしている。)


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