イヌビワ実りのとき

イヌビワの雌株は今実りの時期です。赤黒い果嚢の口からとろりと蜜が出て熟したことを知らせています。この自然発見の6月6日「羽化のとき」で報告している通り、雄の果嚢の中で羽化した雌のコバチは体中に花粉をつけ飛び立ちました。たどり着いた先が雌の果嚢の場合、産卵することができず花粉をあちこちにつけた上で果嚢の中で死んでしまいます。その犠牲的なコバチのおかげで今まさに実りの時を迎えています。しばらく観察していたら、すずめがこの熟した果嚢を突いていました。



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口からの蜜は熟していることの信号

なめてみるとほんのりと甘い

花粉を運んだコバチの死体があるはずです

この種子が鳥などによって運ばれる