奄美大島常緑樹の森

寒さから逃れるように、奄美大島で金作原の原生林や自然観察の森などを歩きました。タブノキやイタジイの常緑の森は真冬でもほの暗く、関東地方の暖地で見られる樹木と共通の種類もありましたが、今回初めて見る種類もたくさんあり、多様で興味深い森でした。



リュウキュウルリミノキ
(アカネ科)
青い実がひときわきれいな低木です。アカネ科の植物はかなり多かったです。


フカノキ
(ウコギ科)
大きな掌状復葉が特徴的ですぐにわかります。観葉植物のホンコンカポックと近い仲間です。同じ仲間のカクレミノもたくさんありました。

ショウベンノキ
(ミツバウツギ科)
一度きいたら忘れられない名前の上位に入るのではないでしょうか。春先に枝を切ると、樹液がたくさん出ることから付けられたとか。そういう木、他にもありましたよね。

 シラタマカズラ
(アカネ科) 
これもテイカカズラと同じく七変化します。実のなった枝はこんな感じですが、葉だけの個体は、木の幹や湿った崖にぴたりとくっついて伸びていきます。

ボチョウジ
(アカネ科)
別名リュウキュウアオキともいいます。果実も赤く、背丈も葉の雰囲気もアオキに似ています。

  シマウリカエデ(カエデ科)
奄美大島・徳之島固有の暖地のカエデ。こんな暖かい場所でも、紅葉したハゼノキや、黄葉したこのカエデやイヌビワが、ポツポツと見られました。

リュウビンタイ
(リュウビンタイ科)
とにかく大きく、名前もかっこいいお気に入りのシダ植物です。ヒカゲヘゴやヒリュウシダなど、大型のシダ植物はたくさんありました。

   
イシカワガエル(アカガエル科)
森の中で発見・・・だとよかったのですが、これは名瀬にあるハブセンターで撮りました。鹿児島県の天然記念物に指定され、日本一美しいカエルといわれています。

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奄美大島は、日本列島の北方系植物とアジア大陸からの南方系植物が混在し、固有種も多く、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。ルリカケスやアカヒゲなどの鳥類やアマミノクロウサギなどの固有種もよく知られています。