ぶらり江戸研修
2017年12月11日(月) お茶の水〜駿河台〜湯島〜不忍池


 講師、石井誠治氏の案内で9時に御茶ノ水駅聖橋をスタート。伊達正宗が現在の神田川を開削したことにより、駿河台と湯島に分離された話などを聞き、駿河台周辺を散策開始。いつもは何気なく歩いている駿河台にも、いろいろな歴史があるのだなとつくづく感心しました。

 また、街路樹でも、同じ種類の樹木であるのにもかかわらず、葉のついているもの、葉のついていないものの差は、若いひこばえの元気の良さによるものという話なども聞きさらにびっくりでした。明治大学にあるイチョウには乳根も観察が出来ました。また石井講師から「北金ヶ沢の大イチョウは、乳根が地面に突き刺すものもあるということでした。

 太田姫稲荷神社を見学後に、ワテラス(複合施設ビル)の中庭などを観察。大きなクスノキが植えられていました。通常ならば私などは、「クスノキ」と見ただけで通り過ぎてしまいますが、「金属の棒で支えられている。植えられているスペースが充分ではないので、自分の力だけでは立っていることができない」との石井講師の説明に「なるほど!」と思い、ものごとはじっくりと見るべきと反省。無理無理に人間につれてこられた?クスノキも可哀そうでした。

 御茶ノ水ソラシティ地下1階で休憩。ここにある「お茶の水ナビゲート」では簡単な資料などが閲覧出来るようです。聖橋を渡り、湯島聖堂へ。その後、神田明神に到着。見学後、妻恋神社に到着。ここは、日本武尊が東征の際に、海を渡るときに暴風雨にあってしまい、海神を鎮めるために妃が身を投げたという話の元、日本武尊と妃を祀ったのがこの神社の起こりということです。

 次に湯島天神に到着。絵馬の多さにはびっくり。天神様も大変でしょうね。梅の季節には早すぎますが、一 輪だけ気の早い梅の花もいたようです。途中、三菱資料館に到着。館内を石井講師の案内で見学しました。

 最後は不忍池に到着。不忍池のハス(ピンク色)は、大賀ハスであり、私たちが食べているハスとは別物という話と白い花を咲かせるハス畑では、花を咲かせてはいけない(花に体力を持っていかれてしまうので、蓮根の味が落ちる)という話を聞かせてもらいました。その後、不忍池弁天堂、清水観音堂へ。清水観音堂の境内にある月の松は、歌川広重の「名所江戸百景」においても描かれているそうです。

 短い時間でしたが、内容の濃い研修となりました。ありがとうございました

参加者数:17名

 (報告:高野 吉正)



紅葉鮮やかなオカメナンテン


金属の棒に支えられているクスノキ


キンギョツバキ


石井講師の説明を聞く湯島天神


清水観音堂と月の松

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