実践・森づくり技術講座(第5回)
木登りと枝打ち

2017年11月18日(土) 西多摩郡奥多摩町棚沢(鳩ノ巣フィールド)


 新緑のまぶしい鳩ノ巣の森林で開講した「実践・森づくり技術講座」、早いもので今回が最終回(第5回)となり、目に映る鳩ノ巣の森林も秋色に染まりました。

 今回は、いよいよクライマックス、実際に木に登っての枝打ちの実践でした。

 まず、冷えた体を十分ほぐす準備体操の後、木登りのための安全帯を装着し、フィールドに入りました。フィールドに入ってから、枝打ちの目的と方法についての講義がありました。次に様々な道具を使った木登りの方法について、受講生が3班に分かれて説明を聞きました。

 今回は、ステップ、ワンタッチラダー、ムカデ梯子といったもののほかに、登降器、ぶり縄を使った木登りについても取り上げられました。各班とも説明の後に、それらの道具を使って、木登りに挑戦。最初はみなさん慎重に登っていましたが、少しずつ慣れてきて、木登りを楽しんでいる感じの人も出てきました。

 午後は、フィールド内のヒノキ林に移動しての枝打ちの実践です。ここでは、午前中の研修で使った、ステップ、ワンタッチラダー、ムカデ梯子を使いました。午前中の研修成果もあり、皆さん比較的スムーズに登っていましたが、要所要所で、講師から安全や枝打ち方法についての指導があり、慎重に枝打ちを進めていました。下半身にもかなり力がかかるため、木から降りた受講生のみなさんは、木登りを終えた充実感とともにほっとした表情をしていました。

 今回の講座を受けて、参加者の皆さんからは、「枝打ちは、林業の代表的な施業であり、実践できて良かった。」、「子どもの頃に木登りをしたことを思い出した。」、「枝打ちの大切さや大変さを、身をもって体験できた。」といった感想をいただきました。また今回が最終回ということで、「本講座をきっかけに手道具をそろえたので、今後も使っていく機会をつくりたい。」「安全に係ることなど、時に厳しく指導してもらい、大変勉強になった。」「林業の大切さや難しさを学ぶよい機会となった。」「本講座を通して得られた知識・技能を活かしていきたい。」といった声もありました。

 講師の皆さんの細心の注意のもと、一年間事故なく予定通り講座を終了することができました。

  (報告:実践・森づくり技術講座事務局 松浦 重徳)



広葉が始まる鳩ノ巣フィールド


安全帯の使用方法の確認



ステップを使った木登り研修の様子



枝打ち研修の様子(1)



枝打ち研修の様子(2)



記念撮影



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