コケ研修
2017年10月29日(日) 東久留米市学園町自由学園 野外 屋内


 前日午後から降り続いた雨は、さらにひどくなる様子で、少し不安な気持ちで集合場所へと向かいました。ひばりヶ丘駅から徒歩で自由学園へ。

 午前中は、スライドを見ながらの座学からで、コケは植物のなかま? キノコのなかま?コケクイズから始まりました。コケとは何か?コケの体のつくり、三つの分類群(蘚類、苔類、ツノゴケ類)コケの一生について、丁寧に解説をしてもらいました。座学中も雨音がどんどん激しくなってきて外の様子が気になります。野外で観察するための採集アイテムや、採集袋について教えていただき、雨合羽を着て外へ観察に出ました。

 予め調べていただいていた自由学園の27種類のコケリストをもとに、コケを見てまわります。強い雨のなかで、じっくりとコケを見ることはできませんでしたが、体内に銅を蓄積するホンモンジゴケ、葉先が透明だから白く見えるギンゴケ、なかなか出会う機会がなさそうなツノゴケモドキなどなどコケの特徴を解説していただきました。じっくりメモをとれる環境でなかったのが残念でした。

 午後は、採取したジャゴケ、フタバネゼニゴケ、サヤゴケ、ヒナノハイゴケ、キャラボクゴケを実体顕微鏡、光学顕微鏡で胞子体、葉やその細胞を観察して、ミクロの世界を楽しみました。

 鵜沢美穂子先生の解説はわかりやすく、コケを知るいい機会となりました。

 私は、初めて自由学園を訪れましたが、木立に囲まれた素敵な環境の学園でした。そこで、観察会をさせていただき、そして、顕微鏡まで使わせていただき、自由学園の皆さまに感謝です。午後の顕微鏡観察ができたからこそ、充実した研修会になったと思います。

主催:FIT研修部
協力:自由学園
講師:鵜沢美穂子氏 ミュージアムパーク茨城県自然博物館学芸員
参加者:FIT会員 19名 自由学園男子部中学1年と先生数人

 (報告:白田 紀子)



スライドでの解説


雨のなかでの観察


ナミガタタチゴケ葉の断面


観察したオオジャゴケ

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