実践・森づくり技術講座(第4回)
材木の運搬と道づくり

2017年9月16日(土) 西多摩郡奥多摩町棚沢(鳩ノ巣フィールド)


 森づくりに欠かせない様々な技術を基礎から学ぶ全5回の連続講座の第4回。
 第4回は「材木の運搬と道づくり」をテーマに、9月16日(土)に開催しました。

 いよいよ技術講座も残り2回となり、これまでに学んできた技術を総動員しながら、材運びと道づくりを行いました。

 最初に今回の道づくりを行う箇所の確認を行い、どこにどのように横木を設置するのかのイメージの共有から始めました。チームメンバーで完成型のイメージを共有した後に、スギ・ヒノキ林エリアで間伐・皮むきをした材の運搬作業に入りました。

 材の運搬は、第1回の講座で作った手元ロープを基本に、要所要所で長いロープを使って、傾斜地を運んでいきました。始めはメンバー同士の息が合わず、なかなか進みませんでしたが、掛け声にあわせたスムーズな材運びが徐々に身についてきたようで、後半はチーム一丸となって円滑に運搬することができました。

 次に運搬した材を設置する場所を、唐鍬を使って掘り下げたり、石を取り除いたりして、材が安定的に据え置けるようにしました。この作業はじっくりと時間をかけて行いました。

 最後に足場を固めて整地して完成。チームワークで完成させた道を見て、受講生のみなさん、とても感激されていました。今回は台風が九州に接近している関係で、午後に天気が悪くなるとの予報がでるなかでの実施となりましたが、全体の工程を前倒しにして、事故もなく予定通りの作業を完了することができました。

今回の講座を受けて、参加者の皆さんからは、
 「山の中に道をつくる大変さを実感した」、
 「道ができたときに達成感があった」、
 「みんなで一緒に作業するという貴重な機会となった」、
 「なにげなく歩いていた道を自らつくる、一連のプロセスを体験できてよかった」、
 「道づくりの奥深さを感じとることができ、とても楽しかった」
といった感想をいただき、終了しました。

  (報告:実践・森づくり技術講座事務局 松浦 重徳)



チームで完成型のイメージを共有


大鋸を使って材の寸法合わせ



道づくり予定地までの材の運搬



材の設置作業



完成箇所(1)



完成箇所(2)



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