冬の野鳥研修
2017年2月5日(日) 仙川〜祖師谷三丁目公園〜砧公園


  前日までの晴天が続く中、仙川駅に集合し、受付、資料の配布後仙川橋に移動する。

 仙川沿いの遊歩道に降り、斉藤講師より、資料「身の周りで見られる(東京)カモの基礎知識」に基づいて、淡水性と海水性の違い、冬鳥の繁殖地、観察のポイント等の学習を行った後、観察会をスタートした。説明時には、既にムクドリ、ヒヨドリ、カワラバト、カワラヒワ、ツグミ、アオジ、キセキレイ、コガモ、カルガモ、オナガガモ等10種の鳥を観察出来た。

 仙川を下り、黒橋付近では、シメ、メジロを観察し、対岸の住宅の屋根の上には、彫刻のようにアオサギがジッとこちらを観察していた。橋の下では、コサギが水草の中を黄色い足で掻き回して、小魚を捕える姿も観察出来た。中州では、ハシボソカラスとハシブトカラスのツーショットやケヤキの樹上のハシボソカラスの巣を双眼鏡をのぞき観察した。

 昼近くになると雲が多くなり、予想通り雨模様となってきた。
 昼食を早めに摂り、砧公園に向けて出発する。小田急線の高架下付近では、コガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ類が多く見られた。仙川の遊歩道を離れ、メタセコイアの並木道がある大蔵団地の中を通って大蔵三丁目公園へ向かう。大蔵三丁目公園は、大蔵団地の東側に位置する崖線樹林地で、緑地として保全されている。崖地からは湧水が流れ出し、小さな流れに沿って遊歩道があり、ニリンソウの保全地もある。

 大蔵三丁目公園の遊歩道から世田谷総合公園を通り、砧公園に向かう。世田谷総合公園の樹木のあちらこちらで数十羽のアトリを確認。更に砧公園では、ケヤキの葉を落とした大木に200羽か300羽か数えきれない大群が群れていた。ケヤキの上部から地上に降りる時、芝生に降りてケヤキの実を菜食していた群れが飛び立つ時の壮観な光景にしばし唖然と見とれていた。ザザーと大群で移動する光景には感動すら覚える。

 砧公園でアトリの大群が見られたのは10年ぶりとのことだそうで、後ろ髪を引かれながら、サンクチュアリに移動してヤマガラ、アオサギ、コガモ類を観察して研修会を終了した。

【鳥合わせ】オナガガモ、カルガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、カワラバト、カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリ、アオジ、アトリ、ツグミ、ハクセキレイ、キセキレイ、キジバト、アオサギ、コサギ、ツグミ、モズ、カワウ、ワカケホンセイインコ、ヤマガラ、ハシブトカラス、ハシボソカラス、シメ、メジロ、シロハラ、ウグイス(以上32種)

講師:斉藤幸雄
サブ講師:長岡俊雄
参加者(敬称略):19名
岩崎光義、木口正人、田川裕則、桂木奈巳、稲葉力、川嶋直久、日置日出男、小勝眞佐枝、
田口農雄、小田野紀芳、宮崎健、伊藤謙二、藤田冨二、内藤公雄、加納隆夫、丸山正、
永井和久、福田正男、加藤武

 (報告:加藤 武)



マガモ


観察風景


ヒドリガモ


アオサギ


マガモ

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