第3回 間伐・造材とロープワーク
2016年7月16日(土) 西多摩郡奥多摩町棚沢(鳩ノ巣フィールド)


 実践・森づくり技術講座 第3回が7月16日鳩ノ巣フィールドで開催されました。  

 梅雨空ながら雨降りにはならず気温もそれほど高くなく作業には絶好の日和となり、9:40鳩ノ巣駅前に集合。そこから、道具小屋に移動。あいさつの後、伐倒の道具を持って薬師堂前に移動し、体操、安全注意の後、今日の講義・実習の場所まで坂道を登る。

 午前中は、講師による伐倒の実演。伐倒方向の確認、メインロープ、、コントロールロープをなるべく高い位置に取り付けた後、いよいよ受け口の作業を実演。
 まず受け口切り開始の合図をする。受け口は幹直径の1/4〜1/3を切るが、素人が行う場合は1/4を目標にした方がよいとの事。(切り過ぎた場合、修正がきかないため。)最初水平切りを行い、水平切りの終点に一致するよう斜め切りを30〜45度の角度を付けて切る。周囲の安全を確認して追い口切りの合図をする。追い口切りは受け口の高さの下から1/3〜2/3位の位置に水平に切り込む。つるを幹直径の1/10程度の幅で残す。追い口切りの途中では木の揺れに意識を集中して、動きの変化があった場合には即座に退避する。メインロープを4人がかりで引く。幹が少し傾き、枝が他の木の枝に掛かるとコントロールロープとタイミングを合わせてユーラ・ユーラと引いたり緩めたり。他の木の枝をうまく潜り抜けて伐倒完了。伐倒木が安定していることを確認後、枝払いを行う。(基本は元から末へ。)鋸は幹に沿わせて切る。(皮を?くと結構枝部分が残っていた。運搬時障害物となる。)枝払い後、竹ヘラを使って皮?きを行う。水を吸い上げているのでヒノキはきれいに皮が?けた。  

 昼食後、2班に別れて伐倒・造材の実習。講師の実演を思い出しながらロープのセッティング、受け口、追い口の切り込み、メインロープでのけん引と順調に作業が進み伐倒できた。造材の皮?きは午前中のヒノキに比べスギは?きにくく汗を流しながらの作業となった。  

 振り返りの中では、伐倒の基本を学習したが、伐倒自体危険な作業であり、安全を意識して基本に忠実に実施することの大切さが語られた。また、我々が伐倒を指導する時には、危険地帯に不用意に人が立ち入ることがあるので、人の配置状況に常に気を配ることが重要であるとの指摘があった。

講師:小島、牧田、鈴木、関  
事務局:八代
受講者:池端、当麻、中垣、浜口、松浦、横尾、林公康

  (報告:林 公康)



メインロープとコントロールロープをセット


受け口切りは特に慎重に



隙間をぬってねらい通りに倒れて行きます



なかなかの出来栄えです



ヒノキはきれいに皮がむけました


材を安全な場所に移動、水をたっぷり含んで相当な重さです


戻る