コケ研修会
2016年6月19日(日) 高尾山口駅周辺


 雨の後には鮮やかな緑に目を奪われる、気になるけれど種名がなかなかわかりにくいコケ、観察会でもとりあげられるように、今回はそのコケに焦点をあてて入門者向けに、ミュージアムパーク茨城県自然博物館学芸員の鵜沢美穂子氏をお迎えして、野外と座学を併せた研修を実施しました。

 高尾山口駅前広場で集合すると、早速あちこちに出てくるコケが目につきます。先生からは親しみやすい解説と、資料をご用意いただきました。資料は後日再確認できるように、ルート上に出てくる順番で掲載してあります。

 25人という大勢で、対象のコケを交代しながらじっくりじっくりルーペで観察していきます。地面や木の幹、岩場や斜面に張り付く集団は、通りすがりの人の目を引くコケの研修でした。

 この日の移動は駅前から6号路に入ってすぐのところまで、30数種に限定して丁寧に確認することができました。さらにわかりやすくなるように、顕微鏡を持参して見やすいサンプルを提供してくださったFITメンバー2人のおかげでさらに充実した研修となりました。

☆オオジャゴケ・タカオジャゴケ・ウラベニジャゴケ、これらをジャゴケ三姉妹と命名した山口茂さんからの報告「高尾山口駅周辺のコケ」より

1.樹幹
@蘚類(ホソミツヤゴケ・ノミハニワゴケ・コゴメゴケ・タチヒダゴケ・コモチイトゴケ 
A苔類(チヂミカヤゴケ・フルノコゴケ)

2.石垣・コンクリート・手すり 
@蘚類(ギンゴケ・ハマキゴケ・ヒダゴケ・ラセンゴケ)
A苔類(フルノコゴケ) 

3.土上 
@蘚類(コツボゴケ・ナミガタタチゴケ)

4.高尾山6号路のコケ
@蘚類(ハリガネゴケ・オオカサゴケ・トサカホウオウゴケ・コバノチョウチンゴケ・トヤマシノブゴケ・オオトラノオゴケ・キダチヒダゴケ・キヨスミイトゴケ・アブラゴケ・ミヤマサナダゴケ・ホソバオキナゴケ)
A苔類(オオジャゴケ・タカオジャゴケ・ウラベニジャゴケ・フタバネゼニゴケ・ジンガサゴケ・ケゼニゴケ・アズマゼニゴケ・カビゴケ)

参加者 22名
スタッフ 3名
    

 (報告:高橋 まり子)



地面のコケを観察


木の幹のコケを観察



タカオジャゴケ



ミヤマサナダゴケの凵E帽を付けている


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