2016年度 草木染講座 第3回
花で染める

2016年6月27日(月) 黒川青少年野外センター


 草木染講座第3回目の今回は、梅雨の晴れ間に「花で染める」をテーマに行いました。

染料素材: マリーゴールド(花・乾燥)、キバナコスモス(花・乾燥)、
     ノイバラ(枝葉・乾燥)、*ハス(花托・乾燥)、*カツラ (枝葉・乾燥)、
     *ヤマモモ(果実・冷凍)、*生徒持ち寄り
染め布: シルクのストール、木綿の手拭い、木綿のランチョンマット、
     木綿のトートバッグ

 染料素材の枝葉や花托は小さく切り、花はネットに入れて煮出し染色液を作りましたが、ヤマモモはミキサーにかけ、皮や種などを漉した後、熱に弱いため人肌程度に加熱して使用。酢酸による発色処理のみを行いました。

 染め上りは、マリーゴールドの際立った黄色(アルミ媒染)や濃いカーキー色(鉄媒染)、キバナコスモスの鮮やかなオレンジ色(アルミ媒染)やこげ茶色(鉄媒染)、対照的に、ノイバラやカツラは淡く優しい砥粉色/ベージュ色系(アルミ媒染)や灰汁色/オリーブ・グレー色系(鉄媒染)、ハスは肌色/レンコン色(アルミ媒染)や亜麻色/暖色の混じったグレー色(鉄媒染)となりました。媒染をしないで染色したヤマモモはとてもきれいな明るいピンク色に発色しました。
 ※どのような色だったかを表現しようとする時、あまりにも色に対する語彙が少ないことに気づかされます。それに比べ、古代の人たちの色表現の豊かだったことに驚かされます。

 今回は、これまでに勉強した絞り染色(輪ゴム絞り、折絞り)に縫い絞りが 加わりました。また、マリーゴールドによるアルミ媒染と鉄媒染の染め分け も体験し、今後、染色技術はより幅をもつこととなります。夏休みは、自宅 で各人染色を体験するという宿題が出たことを付け加えておきます。

 染色の楽しさを存分に味わったのち、自慢(?)の作品を持って帰路につきました。

講師:奥村具子
アシスタント:中野修平
参加者数 (5名) 臼井、山本、小川、三橋、平山(順不同 敬称略)

  (報告:平山 成太郎)



染料素材のハスの花托(粉砕前)


実際の染色に向けて染色見本を作成


作成した染色見本を見てどの色に染色するか検討中



各種染色液 左からヤマモモ、キバナコスモス、
ハス、ノイバラ、マリーゴールド



染めの技法 左から染め分け、縫い絞り、輪ゴム絞り


参加者の作品


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