2016年度 草木染講座 第2回
樹皮・心材・根で染める

2016年5月30日(月) 黒川青少年野外センター


 草木染塾 5月(春の部第2回)を5月30日に実施いたしました。

 講師の奥村さん、アシスタントの中野さん、5名の塾生による活動は、今回で第2回となります。
 前回は初回ということで、草木染の基礎を学習しましたが、今回は2回目ということで学習した基礎知識をベースにして、実践技術につなげることが目標です。

 今回のテーマ:「樹皮・心材・根で染める。媒染を変えて2色に染める。たたみ染の技法を学ぶ。先媒染を実践する」

染材:ハリエンジュの心材(乾燥)、ヤマモモの樹皮(乾燥)、西洋茜 塾生の持ち寄り
染材:ドクダミの茎葉(生)、スギの枝葉(生) 媒染剤:アルミ媒染(ミョウバン)、鉄媒染(硫酸第一鉄)
染める布:木綿のバンダナ、木綿のストール、シルクのストール
学習したこと:
・「樹皮・心材・根」という染材は、それを手元にストックしておくことで、季節をとわず使用できるという意味で便利な染材であること。また、繰り返し染料を煮出すことが可能で、少量の材から多くの染料を得ることができること
・媒染のテクニック(布全体にアルミ媒染をほどこしたあと、布半分に鉄媒染をほどこすこと)で、2色のグラデーションの染め上げが可能であること。
・屏風だたみをした布を、直角2等辺三角形に表・裏とじゃばらになるように折りあげ、さらにその布を輪ゴムで絞ることで、幾何学的な模様を染め上げることができること。
・野外実習などの際は、事前準備の段階で先媒染をほどこしておくことで、草木染実習の時間短縮が可能となること。また、先媒染は染料の沁み込み度合を確認しやすいというメリットがあること。

 第2回の講義でも、5名の塾生の個性が光る作品が沢山完成しました。
 作品を並べてみると、同じ材料を使用していながら、それぞれ微妙に異なる色合いに仕上がることに、とってもワクワクした気持ちになりました。

 第3回の講義の開催が、今からとっても楽しみです。

講師:奥村
アシスタント:中野
受講生:臼井、山本、小川、平山、三橋(順不同 敬称略)

  (報告:三橋 亜紀子)



媒染を変えて2色に染める
(染材: ハリエンジュ、ヤマモモ、アカネ、ドクダミ)


2色のグラデーションに染め上げた木綿のストール


染ハリエンジュの2色染めの完成版


染めあがったストールを干す


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