第1回 森づくりとノコ・ナタの使い方
2016年4月16日(土) 西多摩郡奥多摩町棚沢(鳩ノ巣フィールド)


(1) 講座内容
 参加者が将来指導する側になれるようにとの配慮もされながらの講座内容でした。

1)山に入る時の注意事項:
 @携帯電話はマナーモードか電源オフにしておく。集中力をそがないように。
 A作業道以外の地面に立ち入らない。
 B刃物を抜き身で持ち歩かない。
 C刃物を使っている人の周りに寄らない。  
 Dノコもナタも使用中に何か別の用事をする時は、二丁差に納める。紛失防止、事故防止。
 E自分が山に持ち込んだ道具は自分が持ち帰る。紛失防止。
 F道具のしまい方、納め方は、統一した方法で。次に使う人が使い易い。
2)薬師堂の由来説明:
 一般の受講者に、当地の歴史や現状に至る背景を説明することも必要、と。
3)技術講座:  
 @手元ロープづくり
  アイスプライスづくりは理屈が解れば「美」を求めてはまりそう。 アイスのプライスではなく、「アイ」(目の形)「スプライス」(結合)だそうな。ハスクバーナがハスクのバーナーではなく、「ハス」(家の)「クバーナ」(風 車)みたいなものだなと思っているうちに何か大事な説明を聞きのがしたような。
 Aロープワーク(締め結びのみを集中的に練習)
  これは何回もやって体で覚えるしかない。他にも結び方は豊富で、奥が深くで面白そう。
 B丸太運び
  丸太を動かすとき、丸太の前方と後方に手元縄を結わい付け、二人で動かす。後方の人は結び目より前方1m位に立ち、肩に縄をかけて、前方斜め上に引き上げる。前方の人は結び目の丸太に近い所を持って垂直に上げながら縄を繰り出す。これを息を合わせて行うと、丸太は1m以上前方に動く。この時、縄を手に巻き付けてはいけない。体ごと持って行かれて事故に繋がるから。
 Cノコの使い方
  ノコはミクロ的には刃で木を削る道具なので、「ガガガガ」と削る感触を求めて引く速さを調節する。そうすると結果的に早く挽ける。疲れにくい。
 Dナタの使い方
  ナタは上から真っ直ぐ振り下ろす。手前に傾けて切る。叩き割るのではない。切るのだ。タナの刃(片刃)は30度で付いているので、削る材料(今回は杭にする棒)は30度傾ける。解っているけど全然うまくできない。
 E道具の手入れ
  ヤニ取りのスプレーも、防錆のスプレーも、ノコ・ナタを立てて缶を地面に垂直にして使う。ナタの刃を研ぐ時は、両膝を地面に着いて砥石を体の真ん中から少し右に置いて腰で研ぐ。尻の筋肉がつりそうになった。

(2) 感想:
 海水と土砂以外で日本がその領土内に抱える天然資源として最も容積・重量共に 大きいのが森林。それを活用する方法を考え実践に向かう、或はその仲間を増やす、その入口の入口の基礎の基礎の講習でした。参加者一様に「基礎から教われて良かった」との感想を持ちました。
 鳩ノ巣フィールドからの帰りは奥多摩ハイキング帰りらしい多くの人々と電車を共にしましたが、自分はちょっと皆とは違うことをしてきたんだぜ、という満足感にひたりながら家路につきました。

 講師の皆さん、誠に有難うございました。あと4回 よろしくお願いします。

スタッフ:小島、牧田、鈴木、関、八代(事務局)
参加者:池田、池端、佐藤、当麻、中垣、浜口、林、松浦、横尾 (敬称略)

  (報告:横尾 俊弘)



フィールド案内


手元ロープづくり



ノコの使い方実習



ナタの使い方実習、杭をつくる



道具の手入れ実習、ナタの刃を研ぐ


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