第7期 草木染塾 第2回
2014年5月19日(月) 黒川青少年野外活動センター


 5月19日、草木染塾第2回目「樹木の心材を染める」が行われました。

 今回は、色素の基礎を学び、講師より教材として用意頂いた樹木の心材及び塾生が持ち寄った染材にて草木染を行いました。
 自然界の四大色素(カロチノイド・クロロフィル・ベタレン・フラボノイド)について解説を受け、クロロフィル(葉緑素)が不溶性のため染料として不向きであること、フラボノイド類アントシアンは紫陽花が土壌の成分により花の色を変えるように、アルカリ性溶液を加えることで抽出できる色合いが変化することを学びました。

フラボノイド類アントシアンはフジの花を使い自際に体験できました。
フジの花を煮出しただけでは薄い茶色だったのが、花を取り出し酢酸を加え揉み出すと綺麗な紫色が抽出できました。

教材の心材は細かく砕き煮出します。また各自持ち寄った染材は各自煮出しました。

教材の心材 ハリエンジュ・ヒイラギナンテン・ヤマモモ
塾生の染材 フジの花・葉、山桜内皮、コーヒー、ケヤキ心材・ケヤキ若葉
染める素材 絹・木綿・レーヨン(植物性タンパク質から作られるため染着可)

煮出した染液からは想像もつかない色に染まり、媒染することで想像もしない色に変化します。
また、媒染の時間を変えたり、煮染・媒染を繰り返すことで色を濃くしたりすることもでき、同じ染料・媒染・素材でも人それぞれ出来上がりの色が違い、楽しさとともに奥深さを実感しました。

講師:四反田塾長、奥村さん
塾生:山本、長谷川、小勝、高須賀 (敬称略)

 (報告:21年 高須賀 幸英)



フジ花の酢酸による抽出


抽出した染料


アルミ・鉄の媒染を比較


皆さんの作品


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