野外研修 川環境の植生を学ぶ 第4弾
2014年4月19日(土) 多摩川 丹波山付近


 4月19日(土)、「川環境の植生を学ぶ第4回」が多摩川の丹波山付近において行 われました。

 講師はシリーズ「川環境の植生を学ぶ」で過去数回お世話になっている森廣信子さん。

 JR奥多摩駅に集合し、9時半、3台の車で丹波山に出発。車を日帰り温泉もある道の 駅に置かせて頂きました。気温7℃、車を降りて全員が開口一番「寒い!」対岸は満開の桜、花曇り、まさに花 冷えの一日でした。

 はるか昔、有史前、山の一部が滑り落ち、川がせき止められ、このあたりが一時期、湖となる。流れ込む川の堆積物の砂利でやがて湖は埋まる。現在ここが狭い谷ではなく、広く開 けた地形となっている歴史を森廣講師より聞く。

 続いて、アケビ… 開花前のつぼみを分解、めしべがそれぞれ独立、離生心皮であ ること カラスノエンドウ…2か所に花外蜜腺を作る。1.托葉。(新芽を守るため)2.ガ ク(花が咲き終わる頃、実を守るため)

 河原に下りて、砂岩、礫岩、花崗岩、石英閃緑岩、頁岩(けつがん、堆積岩 薄く層 状に割れやすい)を学習。テンの糞を大きな岩の上に発見、珍しいのでみんなでじっくり観察。

 午後も相変わらずの曇天、イワツバメやセグロセキレイなどが飛び交う河原で、カゲ ロウ、カワゲラの幼虫など水生昆虫を観察。 30cmほどのヤマハンノキの根を掘り、実際に見ることにより、ハンノキ属植物の 根には放線菌が共生し窒素固定を行うことを学ぶ。

 上記以外にも多くの知識を得ることができ、今回も有意義で楽しい研修でした。
 森廣講師、丁寧でとてもわかりやすい説明をありがとうございました。藤原さん・田中さん・鈴木さん、おかげで快適な道中でした。感謝です! 田中さん手作りのワサビ葉の酢の物 美味しかったです。ご馳走様でした。研修スタッフの瀧浪さん・高橋さんお世話になりました。

参加者:10名
幹事:瀧浪邦子・高橋まり子

 (報告:24年 松原 悦枝 写真 22年 土屋 信之)



テンの糞


ヤマハンノキの根の放線菌


ワンドにはカゲロウ、トビケラ、プラナリア


奥多摩湖より上流なのに広い河原が存在


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