●民家の真上で急傾斜、しかも片側は崖、反対側は他所の山という狭現場での伐倒作業。
●まず、比較的細い木から手をつけ、大きな木を倒す空間を開ける。
●急斜面では「禁じ手」の真下に伐り倒さざるを得ない場面も。倒れた木が暴走しないようにスリングで滑り止め。
●倒れた木はきっちり止まった。
●スリングが短くて、つなぐ場合、食い込んで解けなくなるのを防ぐため、木の枝を挟んで置く。
●ピンポイントの場所にチルホールで引き倒す場合、ゆっくり倒れるように「つる」を真ん中だけたくさん残す。

急傾斜・狭い現場の伐倒作業

 

 林業塾を主宰していた新島敏行先生に教えていただく森林塾の研修会を11月24日(月)、奥多摩の古里駅に近い山で行いました。今回は、民家のすぐ上の急傾斜の山で、両側は他所の山と崖というとても狭い現場での伐倒作業でした。伐る目的は、大雨や大風で木が倒れて下の民家や交通に被害を与えないためということです。しかも伐り倒す木は、なり太いスギ(大きなものは直径二十数センチ)である上、切り倒す方向が極めて限定されていたのでチルホール、チェンソウと機械力を使っての作業になりました。なおかつ急傾斜では「禁じ手」の真下に向かって伐り倒さざるを得ない場面もありました。この時は伐り倒した木が暴走しないように、スリングで滑り止めをした上での作業でした。予定では、20本ほど伐倒するはずでしたが、午後2時ごろから雨が降り出したので半分ほど伐ったところで終わりになりました。


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