秋の枝打ち用・「はしご」の材料準備

 東京会・森林塾では秋から、森林塾を主宰されている新島敏行先生に枝打ちを教えていただくことになりました。5月24日(土)奥多摩・海沢の杉林で秋の枝打ちに使う「はしご」を作るための材を切り出し、樹皮を剥ぐ作業をしました。乾燥させ9月にはしごとして作り上げます。樹皮を剥ぐ理由は形成層に虫がわくのを防ぐためです。今の時期の木は水を吸い上げており皮を剥き易いのです。竹ベラを利用し剥いでゆきますが、手袋が樹液によりべたべたになるくらいです。15年生位の杉を40本ほど間伐いたしました。秋には北山杉の枝打ちの場で活躍してくれることでしょう。

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●仕事にはすべてつながりがある

「山の技は、そのことだけを知っていれば良いわけではありません。その作業の準備から後始末までのすべてを含んでいます。」

(プロが教える森の技・森の技術 新島敏行著 より)
●物を物として覚えるのではなく、物を事として覚える

「技術は座学(理屈)だけで考えてはいけません。山へ行き、現場で実際に回数を繰り返して学ぶものです。」
●木の皮を剥ぐ

「利用する丸太は木の皮を剥いで保管します。樹皮を付けたままでは虫が形成層にわいてしまうためです。材に傷が付かないように竹を加工した道具で樹皮を剥ぎます。」 
「スギ、ヒノキの皮が剥ぎやすいのは、夏場。私が暮らす奥多摩町では4月上旬から9月末(日かげ山)、10月第1週目(日なた山)が皮むきの適期。」
「プロのすごさは、技のレベルはもちろん、いつも次の段取りを考えて、その仕事を行うことです。」
(同著紹介文より)