大自然塾・鳩ノ巣の山
2018年11月18日(日) 大きな広葉樹の除伐、シイタケ豊作 

 奥多摩は丁度紅葉の盛りでしたが、残念ながら曇天の下、木の葉の色はあまり冴えのあるものではありませんでした。それでも作業後はフィールド最上部の作業場所から紅葉を眺めつつ下山しました。
 
 初心者の班はいつも通りのフィールド案内と基本を身に付けた後の道造りでした。この班はフィールドの上部へは行かなかったのですが、フィールド案内で紅葉を眺められたことと思います。

 他の2班は広葉樹の除伐を行いました。広葉樹の伐採は先月の作業内容にも含まれていましたが、今回は前月と違い、針葉樹を植えた林内にある広葉樹の除伐です。スギ、ヒノキを植栽した林なのですが、長年手入れが行き届かない状態だったので、広葉樹が大きく育って植えた針葉樹の生長を阻害していました。これらのかなり太い広葉樹の除伐です。

 本来ならば幹を伐る前に枝を切って重心を真ん中近くに修正してから伐るのですが、今回の広葉樹はかなり大きく育っているため登って枝を切ることも困難です。従って、重心が掛かっている方向に倒すことになり、それは斜面の下方です。本来ならば斜面下方に倒すのは危険も伴い、避けたいところですが、安全に気を配りながら慎重に作業を進めます。

 広葉樹は伐倒の際に力が掛かると幹が裂けやすく、裂けた部分が跳ね上がって作業者に当たるなど危険なので、裂けを防止する為にあらかじめロープを巻いておきます。

 倒す方向は下方に決まっているので、どうしても他の立ち木の枝に引っ掛かって地面まで倒れない状態が起こります(掛かり木)。最初から予想していることなのでロープやチルホールという道具の力を借りて引っ張り倒します。

 倒した木の幹は後に使い易いように適当な長さに切ります(玉切り)。斜面下方に倒された木はとても滑りやすく玉切り作業中に滑って落ちていかないようにロープで止めて行います。 

 フィールド上部は落葉している木が多かったのですが、下の方はまだ紅葉の盛りで黄、赤、緑のコントラストが美しい。

 フィールド上部ではエナガの群れに出会いました。にぎやかに鳴き交わしていました。これから寒い季節にはエナガのような小さな鳥は群れを大きくしていきます。食料を得易いための工夫です。時には種類の違う鳥たちでひとつの群れを作ります。 

 植樹した広葉樹を伐倒して、シイタケのホダ木にしています。今年はかなりの豊作です。この日は参加者で分けて持って帰るくらいの量が採れました。2週間前には一斉に育っていて、スーパーの買い物籠6杯ほど採れました。



裂け防止にロープを巻く

掛かり木 ロープを使ってはずす作業

急斜面での玉切り作業

紅葉

エナガ

シイタケ豊作!(11/4)

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