田園調布学園土曜プログラム
初めての草木染に挑戦!
2020年10月31日(土)

 田園調布駅改札に7時40分集合し、朝日のまぶしい坂道を下り田園調布学園へ向かいました。
 講座開始前に染め液の煮だしを始める。同時に資料、巾着、板締め用の板、輪ゴム等を机上に配布し、ベランダに作品の干し場の準備をする。

 8時50分に始業開始の鐘の音が響き1分間の瞑想でスタートしました。講師による草木染めの原理と手順、デザイン技法の解説。生徒さん達は緊張した面持ちで熱心に聞き入る。
 今回は木綿の巾着をタマネギの外皮の染液で染めました。作品のサンプルや配布資料を参考に、各々工夫を凝らしたデザインを考えて、巾着を輪ゴムで絞りあげたり、屏風だたみにして板締めをしたりで楽しそうに作業が進みました。
 いよいよ待望の染色です。
 湯通しした巾着をタマネギの染液に20分ほど浸し、媒染液はミョウバンと鉄のどちらかを選んでもらいました。ミョウバンでは濃い黄色、鉄では緑がかった茶色に変化し、染め上がりに期待も膨らみます。輪ゴムや板をはずす時には嬉しそうな歓声が上がっていました。

 染液に巾着を浸している時間を利用して、実物の繭玉からできる絹糸の細さや美しさを見てもらったり、草木染めの作品を紹介し、ストールなど実際に手に取って見てもらいました。

 初めての草木染め体験で、ごく身近にある野菜や草木が染料になることが驚きで「知らなかった!」と感心していました。
 出来上がった作品はどれも個性的で「楽しかった!」「嬉しい!」と満足の笑顔がこぼれていました。
 今回は板締めをする生徒さんが多く、その分デザインも様々でほんの少しの板の傾きの違いで変わる柄の不思議さに感心していました。

 10月の陽ざしと晩秋の風にそよぐ作品と生徒さん達の笑顔が印象的でした。真っさらな布に染液が染みこむように若い生徒さん達の心に草木染めの楽しさが少しでも伝わって貰えたら嬉しいと思いました。

 参加者: 31名(中1年生2名、中2年生16名、中3年生5名、高1年生8名)
 スタッフ(講師): 加藤栄己子、高須賀幸英、桜井 秀雄、小川和恵(報告)




真剣に耳を傾け


デザイン考案中


丁寧に湯通し


良く染まりますように


これが絹糸です

私の作品



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