聖パウロ学園・パウロの森くらぶ 森林環境教育

恩方第一小学校1年生 出前授業
2020年10月22日(木)
場所: 聖パウロ学園学校林(パウロの森)

 集合予定の9:20を過ぎても子供たちの姿が見えない。心配したスタッフが通学路に出て待っていると、ようやく紅白の帽子を被った小さな子供たちの姿が見えた。元気に「オハヨウ」の挨拶をして芝生広場に整列。トイレを順番に済ませる間、子供たちはバッタを捕まえて大はしゃぎ。

 開会式で歓迎の挨拶の後、プログラムと案内役スタッフの紹介、安全注意、簡単に準備体操を行う。
 4つの班に分かれてヘルメットを着け、スタッフを囲んでアイスブレーク。好きな動物や食べ物の話しで打ち解けてから、森の中へ出発。スタッフが森の話しや木の話し、葉っぱの話しをするが子供達はいっぱい落ちているドングリ拾いに夢中。森の中に子供たちの賑やかな声が響く。

 見晴らしの丘への坂道も、東尾根の階段の坂道も元気よく登り予定の時間に森の広場に到着する。
 一休みしたら、森に新しい木を植える植樹の作業にかかる。今年植える木は、秋に赤い実を一杯付けてそれを食べに小鳥が集まる「ナナカマド」。ナナカマドの名前のいわれを説明したらなんとカマドを知っていた。事前に教室で勉強してきたようだ。予め掘っておいた穴に子供達全員で交代して、スコップで腐葉土を入れ、その上に校長先生が苗木を置く。腐葉土の残りと掘った土で埋めて根元を固め、柄杓で一杯ずつ水を遣って植樹終了。子供達一人ひとりの名前と日付、樹種名を書いた「植樹銘板」をつけて記念撮影。ヘルメット姿が可愛いい。

 手を除菌用石鹸でよく洗ってから、広場に敷いたシートの上でお弁当を食べる。家族が愛情を込めて作ったお弁当を森の中で食べるのは格別だ。食べる前に見せて貰ったらみんな美味しそうな弁当ばかり。お昼の時間も半分すぎると早く食べ終わった子供たちが遊びだす。傾斜や凸凹がある広場で走り回るのは危ないが、森は子供たちを元気にする力があるようだ。

 午後は集めた葉っぱの絵を描く。小さな葉っぱや大きな葉っぱ、穴の開いた葉っぱ、黄色くなった葉っぱなど、一人ひとり自由な発想で描いている。シダの裏側の胞子嚢を一つひとつ細かく描いたり鋸歯や葉脈を丁寧に描いたり、葉っぱだけでなく拾ってきたドングリを描き加えるなど、みんな楽しそうだ。できた作品を持って先生やスタッフを入れて記念撮影。作品も子供の顔も輝いている。

 終わりの会で、校長先生から「パウロの森の皆さんから森のお話をたくさん聞いて楽しい時間でした」の御礼の言葉があり、パウロの森くらぶの代表からは「今年植えた木がどれだけ大きくなるか、来年も来て下さいね」の挨拶。最後に子供たち代表の「楽しい話を有難うございました」で予定の13:40に終了。楽しかった、もっと森で遊びたいと名残惜しい声を残して、小学校に戻って行きました。静になった森では紐で吊るしたカラフルな「植樹銘板」が、植えたナナカマドの枝で風に揺れていました。


【参加者】恩方第一小学校1年生26名、校長・担任先生3名
【スタッフ】槙田(幹事)、飯塚、家、池田、瀧浪、長岡、前田(スタッフ)、上村(オブザーバ)
【報告者】槙田幹夫


  パウロの森くらぶホームページ




ヘルメットを着ける  :出発前にヘルメットを着ける



尾根道を歩く  :葉っぱを集めながら山道を登る



森の広場に到着  :明るい森の広場に到着


新しい木を植える  :ナナカマドを植えました



楽しいお弁当  :森の中で“いただきます


葉っぱのお絵かき  :色々な葉っぱを描きました


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