山笑(やまにこ)会主催
「紫峰」100名山、筑波山から冬の関東平野を眺めよう
2020年1月10日

 つくば駅に次々と参加者が到着し17名全員集合場所のバス停に揃いました。筑波山行きの9時発シャトルバスには殆ど一般客はいません。9:35頃に筑波神社前に到着し、そのバス停留所で富士山を眺めることが出来ました。参加者は幸先が良いと大喜びです。トイレに行って頂き、大きな鳥居をくぐって筑波山神社に向かいます。神社は参拝客が多くお炊き上げの煙が充満していました。お天気が良いという事もあって、ハイキング客も下見に比べたらかなり多かったです。神社の脇で開校式。本日の幹事は初幹事の小野、リーダーは稲葉としました。

 リーダーが安全注意をしてから本日の予定がタイトなので、すぐに出発としました。今回の筑波山は「山笑(やまにこ)プラス」なので「ゆっくり歩き隊」の編成はしない予定だったのですが、「ゆっくり歩きたい」方の希望があり全体の歩行時間も短いので対応することにしました。黄色の久保班は「ゆっくり歩きたい」ということでゆっくり歩いたようでした。リーダーの赤班はいつもの山笑(やまにこ)ペースで歩き始めました。これに続いて幹事の青班もスタートです。赤班が休憩すると幹事の青班が数分遅れくらいで到着する、すると赤班がスタートする。この繰り返しが続きました。

 御幸ヶ原コースはケーブル軌道とほぼ並行して登って行くのですが距離は短いのでその分直登するようになります。登山道が左に(西に)大きく曲がりケーブルの軌道を越え、スギの巨木が見え始めた頃から、リーダーの赤班では「筑波山、なめてたね」という声が上がり始めたようです。幹事の青班の参加者はみな黙々と歩いていました。御幸ヶ原(みゆきがはら)直下の長い階段が始まると、遅れ気味の方が増えてきました。直登する階段が続くのは確かに結構きついコースだと思います。幹事班は予定にはしていなかったのですが、呼吸を整えるために少し休憩しては登るを繰り返すことにしました。リーダー赤班は休憩したそうな方がいたので、5分程度休憩を追加したようでした。黄色の久保班はゆっくりと休憩も挟みながら着実に高度を上げていました。

 そうこうしているうちに御幸ヶ原に到着し小休憩してから男体山に向かいます。参加者17名中2名の方が男体山には行かず御幸ヶ原で待つということになりました。筑波山はケーブルカーでもロープウェイでも登れるため御幸ヶ原には茶屋が何軒かあるのですが、この日はすべて営業していました。男体山まで数十メートルの標高を登るのですがこの岩場も滑りやすいので注意を促しゆっくり登るようにしました。大神(イザナギノミコト)の男体山御本殿で安全祈願をして御幸ヶ原に下りました。ちなみに女体山はイザナミノミコトの女体山御本殿があります。男体山から下る途中で「ゆっくり歩き隊」と出会いました。ゆっくり歩くということで帰りのバスは幹事、リーダー班より一時間遅いバスの乗車予定です。

 御幸ヶ原で昼食休憩30分とし、参加者のみなさんそれぞれ好きな店で持参の昼食に汁物等頼んでいたようでした。どの店も意外と人が多くハイキング客だけではなくケーブルやロープウェイで来た人もいて、さすが誰でも登れる山だと実感しました。昼食休憩中に、早い方のバスに乗りたい、ゆっくり歩きたい等の希望者の班の入替をし、リーダーの赤班から出発しました。

 昼食後、最初に紫峰(しほう)スギを見に行きます。巨大なスギでしかも立派な枝振りでした。多大な年月を経るとこんな枝振りになるのだと参加者も感心し写真を撮っていました。その途中に巨木、ブナもあるのですがやはり同様にいにしえの人々もこの木々を見ていたのかと感慨深くなります。それから女体山に向かい山頂に着き、筑波山神社の女体山本殿に手を合わせました。そしてお決まりの集合写真を撮るのですが、先行のリーダー班はすでに写真を撮り終えて、後続の幹事班を待ち、幹事班の集合写真をリーダーに撮ってもらいました。

 その後、つつじヶ丘に向かって下ります。「がま石」、「北斗岩」、「裏面大黒」、「出船入船」、「母の胎内くぐり」、「弁慶の七戻り」等の奇岩が次々と登場します。「がま石」とはカエルに似た岩だと納得できるのですが、「北斗岩」は????ですが、北斗星のように決して動かないことを意味しているのだとか・・・。「母の胎内くぐり」は岩を抜ける(潜り抜ける)ことで生まれた姿に立ち返ることを意味しているそうです。「弁慶の七戻り」は古来は「石門」といい聖と俗を分ける門とのこと。そしてあの弁慶が通過するのを躊躇したほど今にも落ちそうな岩が頭上にあります。今現在はパワースポット流行りにあやかって、奇岩をパワースポットにしたもののようですがそれなりに面白く参加者のみなさんも楽しんでくださっていました。

 奇岩を鑑賞して歩き途中の弁慶茶屋跡で少し休憩してつつじヶ丘を目指します。巨岩、奇石を見るまでの道のりも岩々の所があり注意が必要で、奇岩を鑑賞後の下りも気を抜けない箇所が多々あるので急がず注意して下りました。眼下につつじヶ丘が見え始め歩を進めていると幹事班の参加者の一人が足を滑らせました。ズルズルと滑ったようで幸い大事には至らずリーダー班が待つバスに一緒に乗ることが出来ました。ゆっくり歩き隊の参加者5名と久保班長は一時間遅いバスに全員乗車という連絡も入り、2020年最初の山笑会(やまにこかい)の筑波山ハイキングを無事終了することが出来ました。参加者の皆様と先輩インストラクターの方々のお蔭で初幹事を終了することが出来感謝感謝でした。

 参加者: 17名(申し込み22名、キャンセル5名)
 スタッフ: 小野梨香(幹事・報告)、リーダー(稲葉 力)、班長(久保雅春)




山頂:赤班


山頂:青班


女体山山頂にて黄色班


紫峰スギ


母の胎内くぐり

巨木のスギ



戻る