主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園高等学校ネーチャープログラム(PNP)
2019年10月23日(水)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)

 5月に続き、聖パウロ学園高等学校エンカレッジスクールの3年生にPNPを実施した。生徒達は、定刻にパウロの森広場に集合。開校式の後、鋸と剪定鋏、ヘルメットを身につけ、二班に分かれて午前中の間伐体験の場に向かった。間伐体験では、生徒達は、間伐の目的や大切さ、伐倒の際の「受け口・追い口」の原理の説明を聞き、一緒に伐倒方向の確認を行った。続いて、伐倒する木の周囲を整備し、鋸を入れる位置を確かめた。各人が、指示に従い鋸の刃の向きを修正しながら、受け口を最初に、そして追い口を作成し、最初に決めた方向に全員でロープを引いて木を倒した。木が切り倒された瞬間を目の辺りにした生徒達は、大感激であった。伐った木は、枝打ちの後、数本の丸太切りにして、竹篦で樹皮を剥ぐという材を作る作業を行った。生徒達は、そういった一連の作業を理解し、とても熱心に作業をこなした。

 午後は、丸太材を利用して丸太椅子造りを行った。手順に従い、生徒達は鋸、鎹、金槌を使って瞬く間に立派な丸太椅子を組み立てた。伐採された間伐材が無駄にならず有効に利用できることを目にし、学んだ。作業は予定よりも早く済み、余った時間を利用して、パウロの森広場で、竹細工作りを行った。生徒各人が各様の竹細工作りを楽しみ、時を過ごす中、やがて閉校の時となった。

 今日一日、短い時間であったが生徒達との交流を通じて、生徒達が自分達の学校にこのような森と自然があることを知り、森の恵みを有効に活用する術を興味深く体験できたことをその言葉から感ずることができ、有意義であった。伐倒作業のダイナミズムは生徒達には大好評であった。また、生徒達の真摯に学ぶ姿勢にあらためて感動し、このようなふれあいと経験をまた次の機会の糧としたい。

【報告者】飯塚義則

  パウロの森くらぶホームページ




開会式


間伐風景


玉切り


皮むき


台座造り


丸太椅子の完成


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