主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)
丸太椅子作りと間伐体験

2019年10月24日(木)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)

 天気予報は曇りだったが開始前と昼過ぎに.雨が降り出し、実施が心配されたが降り続くことはなく予定されたプログラムをすべて実施することができた。
 92名の生徒を10班に分け、午前午後、作業内容を入れ替え、各班が林内に分散して丸太椅子作りと間伐体験を行った。

《間伐体験》
 間伐体験では全員がヘルメットをかぶり、ノコギリ、剪定バサミ、手元ロープを腰に装備した。
 班長より間伐の目的、作業中の注意点、伐倒直前の待機場所等の説明があった。
 まず各エリアで2本用意した伐採する杉のどちらを切るか生徒に選ばせた。杉は樹齢40年、直径30cm、高さ25m程である。
 その後、生徒たちに材を切り倒す方向を選択するポイントを説明し、方向を決めさせた。
 その方向に材が倒れても問題がない地点に目印として赤白のポールを立てた。
 材に長尺のロープを巻き、ロープ上げのポールを使って高い位置までロープを上げ、伐倒方向にロープを伸ばした。
 班長より材の切り倒し方法(受け口、追い口)の目的、方法、つるを残す必要性について説明があった。
 作業のしやすい地面から70cm程度の材の周囲にチョークで印を付け、伐倒方向に受け口上部の半円の印をチョークで付け、生徒一人ひとりに少しづつ受け口の水平部から切らせた。
 最初はノコギリの先端が下に向きやすいことを生徒全員に見させ、水平に切れていることを確認しながら作業を進めた。
 受け口の水平部が終わった後、受け口上部の半円を切り始め、時間はかかったが受け口の部分を切り落とした。
 同様に生徒一人ひとりに追い口の切断作業を進めさせた。
 ある程度追い口が進んだところで材の上部に結んだロープを適当は材にかけた後、引くのに安全な場所を確認してロープを引く生徒を待機させた。
 追い口の作業が進み、班長の合図でロープを引き、伐倒させた。
 伐倒の瞬間は大きな歓声が上がった。
 その後切断面を観察させ、枝払い、2mの玉切り、竹べらを使った皮むきを全員で行い、玉切りした材1本を広場まで手元ロープを使って運搬した。

《丸太椅子》
 丸太椅子作りでは事前に各ベンチ設置場所に皮むきの済んだ10~20cm×2mの材3本と枕になる40cmの材を置いておいた。
 40cmの枕材を作るため、2mの材1本を40cmづつ玉切りした。
 ベンチが水平になるよう設置場所の枕の位置をトンガで整地し、10~20cm×40cmの材3本づつをカスガイで固定し、枕を設置した。
 丸太同士をカスガイで留め、丸太に細木を釘で打ち付け、枕に乗せた時丸太がずれないようにした。
 丸太の裏に日付、クラス名をマジックで書き、記録を残した。
 今回事前にドリルで細木に穴あけがしてあったため作業がスムースに進んだ。

《生徒の感想》
 生徒の感想としては初めての作業で楽しかった、疲れた、等の意見や伐倒の瞬間は感動した等の意見があった。
 生徒はPNPの時以外は森に入ることはないとのこと。
 これを機会に木材の価値、森の重要性を少し学んでもらえたかなと思う。

【学園参加者数】生徒92名、先生3名
【スタッフ】19名(幹事)林公康、(班長)池田正博、家幸夫、上林悟、槙田幹夫、森田寛臣、小川和恵、瀧浪邦子、内藤公雄、廣川妙子、前田満子、(アシスタント)飯塚義則、芝原久、山口茂、野間直紀、中川原昭久、稲葉力、福原隆、望月政雄
【報告者】野間直紀

  パウロの森くらぶホームページ




開会式


台座の玉切り


ずらり並んだ丸太椅子


受け口の切り込み


伐倒したヒノキ材


伐倒した材の皮むき


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